株主優待生活のすすめ
少額投資でも、企業から贈り物が届く、株主優待株から株式投資をはじめる方法をご紹介します。


(注:2007年5月における記事です。その後、各社とも変更等がございますので、適宜ご確認ください。)

★ 株主優待生活のすすめ ★

 7−1 株主優待生活をエンジョイする!

株主優待株投資の基本は、長期投資で、しかも、安定企業への投資です。

株価は、上がったり、下がったりします。バブルの時のように、会社の実態や業績に関わらずすべての株が
上がったりすることもあるし、バブル崩壊で、大きな含み損を被った人もいるでしょう。

私も、25年以上株式投資をしていますので、その時期のいずれも経験しています。バブル崩壊後は、
資産合計を見るのもいやな時期もありました。

でも、割安な株に、少額投資、現物主義を通せば、会社が潰れない限り、株価は、必ず買った時よりは、
上がる時があります


長期信用銀行(今の新生銀行)の株も持っていましたが、まさか資本金1兆円を超える企業が潰れるとは
思いませんでしたから、最後まで持っていました。(今も株券を持っています)

こういった事例を除けば、私の経験から言えば、ほぼ100%、株価は回復し、買った株価よりは、上がります。

株は、売らない限り、実損は出ません。バブル崩壊後の、異常な低金利の際でも、安定配当を出している
ところは、買った時の利回りのままですから、銀行の金利の何倍もの利息が得られることになっていました。

株主優待株投資は、毎年コツコツ、貯金をしていくように、積み重ねていくものだと思います。

好況時も不況時も、探せば必ず割安株はあるはずです。割安株に、株主優待が付いていたら、
鬼に金棒です
。というのは、配当と金利だけを比べると、50歩100歩と思えてくるからです。

これに、株主優待というおまけが付いてくると、これは、完全に、おいしいモードに入ってきます。株価が、
含み損を持っていても、配当と優待があれば、耐えられます。

若いうちから、コツコツと、例えば、20万円の銘柄を2.3種類、年間50万円くらいの貯金をしたと思って、
株主優待株を集めていくと、10年で20〜30銘柄、20年で40〜50銘柄、退職する頃には、株主優待の
お米で、1年分はまかなえ、調味料は買う必要なし、コーヒー、お茶も買う必要なし、優待券で、年2回くらい
づつ、優待企業の色々なお店で外食という、夢のような老後の生活が待っているかもしれません。

株式投機はゼロサムゲームですから、勝つ人がいれば、必ず同じだけ負けている人がいます。マージャンと
一緒で、誰かが一人勝ちすれば、全員が箱てんになって、ゲームが続けられなくなります。

株主優待株投資は、投機ではありません長期的に見ても、決して他の方法と比べても劣る資産形成方法
ではありません
株主優待株でポートフォリオを組むと、総資産額は、日経平均とほぼ、連動して動きます

世の中の人々と、景況感を共有できるのです。

コツコツ集めた株主優待株は、最終的には、必ず、”集めてて良かった!”と思える時が来て、人生を
エンジョイ出来るものだと思っています。



丸三証券では、1日20万円以下は手数料無料です。少額投資にはもってこいの証券会社です。

 7−2 毎年目標を決めて株主優待をゲットする! 

管理人の2006年3月末締めまでの株主優待の取得ターゲットは、”お米” でした。退職するまでに、
年間60Kgのお米を株主優待でもらえることを目標にしています
。幸い、株主優待を新規に始める企業が
増えており、今後も増えると予想しています。

 少額投資で大きなリターン(?)を目標として今期購入した株は、

 5185 フコク  3,9月 新潟米 3Kgづつ 今年新設
 3956 国際チャート  3月 魚沼産こしひかり新米2000円分 10月配送
 4970 東洋合成  3,9月 3月は千葉特産品、9月は千葉産新米 5Kg

私は、家内の名義の口座と私の名義の口座を持っているので、100株づつ買えば、ダブルでゲットできます。
(どの株も20万円以下で購入できます。)

2006年は、20Kg分を確保しました。

2007年は、目標の60kgを超え、100kgに迫る勢いですが、すでに、売ってしまっている銘柄もあるので、
最終的な持ち株では、60kgくらいになると見ています。

このように、毎年、その年の優待株ゲット目標を立てて、優待株を観察していると、あれも、これもという
ことがなくて、ある程度冷静に、優待株を見れると
思います。

最近は、毎年株主優待制度を新設する企業が増えており、その傾向に乗っていくのも手です。

ヤフーオークションなどでは、色々な優待券の売買も行われています。どんな優待が人気なのか、チェック
することも出来ます。

毎年テーマを決めて、コツコツ集めていると、いつの間にかオールラウンドの株主優待で埋まっている
ことになるでしょう。


そして、おすすめの投資方法は、1銘柄を2単元株、しかも、1度割安だなと思った時に1単元株を買い、
それより下がったら、もう1単元株を買い、そのうちの1単元株は、権利確定前に、必ず株価が上がります
ので、権利確定前に売って利益を確保し、1単元株を保有するというのが、理想的です。

ただし、お金に余裕がないと出来ないのが、問題ですが・・・・

これをすると、すでに、株価で儲けているという気持ちで、その株は長期保有できるものです。どうしても、
高くなったら売りたくなるのは、人情ですし、下がったら損切りしたくなるのも人情です。すでに、1度利益
確定をしていると、気持ちに余裕が生まれます。

できれば、利益確定を少しずつしながら、保有株を増やすというのが、理想的ですが、皆さんのご検討を
お祈りいたします。

 7−3 株式投資は、日本の経済の基盤を支えている!

株主優待の一番の楽しみはやはり、ものが送られてくることだと思います。

同じお米の優待でもお米券として送られてくるよりは、お米そのものが送られてくるとうれしいものです。

時期的に、優待品が送られてくるのが、お中元、お歳暮の時期と重なる優待が多いので特にうれしさも
一塩です。

また、マクドナルドをはじめとする優待券も、それを実際に使ってみると、とてもお得感が増します。

管理人は、地元の電器屋の株を持っているので、買い物に優待券を使うと、店員の態度が変わるような
気もします。”この人私の会社の株主なんだ!”と店員が丁寧になるような気がするのです。

ほんの小さな幸せですが、人間って不思議なもので、そんな些細な幸せでも気分はいいんですよね。

小さな幸せを、優待制度を創設してくれている企業にやさしさを感じます。

応援していきたいな!って思ってしまうのが不思議です。

でも、この小さな投資は、マクロの経済としてみると、決して見過ごすことのできない、貴重な経済
活動の基盤なんです。


小さいながらも、こうした投資は、日本の経済を支えているのです

小さな力が集まれば、大きな力になります。

日本経済を支えるんだ!っといった気概で、株主優待株投資をはじめてはどうでしょうか?


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