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株式格言シリーズ第2弾で、今回は、「閑散に売りなし」です。
「閑散に売りなし」とは、株価が、長期に渡って下げて、安値圏で保ち合い状態に入っている株は、
売りも出尽くしていて、もう売り物がなくなっているという意味です。
こういった株は、少しの好材料でも株価が上がる可能性があるので、仕込みのチャンスであるというのです。
確かに理屈ではそうですが、ず〜〜〜と安値圏で放置され続けられている株もありますよねぇ〜〜〜
売りがなければ、上げるしかないわけですが、安値圏に放置されている株であれば、何でも良いというわけ
ではないようです。
そこで、「割安株」といって、PERやPBRは良い数値を示しているにも関わらず、出来高も少なく、全く評価
されていない、人気のない株が出てきます。
いわゆる、「何でこの株、こんなに安いの?」って思える株のことです。
割安株は、名証の2部等には、ごろごろしています。名証の2部まで行かなくても、最近の株主優待株のように、
出来高の少なくなっている株には、多く見受けることが出来ます。
もちろん、割安株が、すべて上がるということではありませんが、割安株を狙う手法は、比較的リスクが少なく、
利益を狙える方法であるということを、この格言は言いたいのだと、私は理解しています。
基本的には、私は、この方法で、いわゆる「逆張り」です。お買い得な株を買って、値上がりするのを待つタイプ
なので、人気の出た株に、ちょうちんする気は、全くありません。これが、資産が増えていない原因なのでしょう
が、実は、資産が増えていない原因は、別にあります。
ほとんどの「逆張り」銘柄は、思った通り株価が上昇しているのです。それでは、何故、資産があまり増えて
いないかと言えば、早売りしてしまっているのです。待つ時間は、長かったのに、上げはじめると、20%くらい
儲かったところで、売っちゃっているんです。
その後、2倍、3倍になった銘柄がいくつあるか・・・・
ですから、最近は、株主優待株を中心に買うようにしています。優待に目がくらんで、売れないからです。(笑)
このバリュー株投資は、株主優待株投資をしている人には多く見受けられます。株主優待株投資は、基本的に、
長期投資であり、長期的な値上がりを期待して投資しているからなのでしょう。
最近、ジャスダック銘柄に割安株が多くなってきました。同じ規模の会社であっても、東証の1部とジャスダック
では、株価に開きがあります。市場の信用力が株価に開きを与えているようで、ジャスダック市場は出来高が
減ってきており、お買い得銘柄が、満載の市場になるかもしれませんね。

株式格言シリーズ第3弾で、今回は、「見切り千両」です。
「一時の損を切る勇気は、後々の千両(利益)に結びつく」という意味です。
「見切り」とは、見込みがはずれた時に、あきらめて捨てる行為です。要するに、株式投資では、「損切り」の
ことです。
即ち、この格言は、「損切り」を勧めているのですが、私には、ちょっとピンと来ません。
何も考えずに、勘で買った銘柄なら、それでいいでしょうが、最近は、単元が小さくなっているとは言え、株を
買うのは、大きな買物です。
例えば、テレビを買う時だったら、充分な検討をするはずです。株は、テレビよりも、もっと高い買物をするの
ですから、安易な理由で買うとは、思えません。
それが、少々、思惑と違って、株価が下がったからといって、すぐに損切りできるでしょうか?
私は、株を買う時は、その株と結婚するのと同じだと思っています。ですから、一生付き合うつもりで買っている
株がほとんどです。
もちろん、半ば遊びで買う銘柄もありますから、それらは、ゲームと割り切っているので、損切りも良いでしょう。
ですから、この「見切り千両」という格言は、私は、「簡単に損切りできるような株は買うな!」と理解するのが、
適当なのかな?と思っています。
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株式格言シリーズ第4弾で、今回は、「利食い千人力」です。
「利食い」とは、株式を一旦売って、利益を確定させることで、「利確」として使っておられる方も多いと思います。
この格言は、「利食いをすることが、いかに投資家に安心感を与えるか!その心の余裕が相場を冷静に見る
ことが出来るようになり、利食いの効用は、千人の味方をつけたも同然である。」ということです。
どんなに株価が上昇しても、売らない限り含み益に過ぎません。相場が下落すれば、あっという間に、含み損の
世界へ逆戻りです。
確かに、利食いをすることで、心に余裕が出てきて、冷静になれるというのは、当たっています。
しかし・・・・・それが中々出来ないから、こういった格言があるのでしょう。
そこで、「2度に買うべし、2度に売るべし」という格言があります。この方法は、自分でやってみても、有効な
手段だと思います。1度目の売りは、高望みせずに、ほどほどのところで利益確定させると、気が楽になって、
2度目の売りが、上手に出来ることが良くあります。
ただ、問題は、2度に買うだけの資金があるか?ということなんですけど・・・・・
出来ることなら、「2度に買うべし、2度に売るべし」を実行したいですね。
「麦藁帽子は、冬に買え!」という格言があります。
一般的には、「麦藁帽子は、夏に必要で、冬の安い時に買っておけば、夏に高くなった麦藁帽子を買う必要は
ない。」という意味のことで、多くの投資家が無視する銘柄を、安値圏に放置されている時に、買って
おけば、儲かるという格言です。
しかし、麦藁帽子が、夏に必要になるのは、自明の理で、夏に麦藁帽子が高くなるのはわかりますが、放置
された株が上がるのは、どうでしょうか?
そもそも、「絶対に上がる株」が存在すれば、全財産をつぎ込んでも儲けられます。しかし、現実には、「絶対
に上がる株」など存在しないわけで、この格言は、「周囲の投資家と同じ発想では、勝てない」といっている
ようです。
これまで、株式相場では、何回かブームがやってきており、一番大きかったのが、89年末にピークを迎えた、
「バブル」です。天井圏でも、尚、多くの投資家が、「まだ上がる」と、押し寄せるので、天井知らずになりました。
「皆が参加するから、皆で買うから安心だ」という発想が、大きな失敗を招いたのでしょう。
この、「麦藁帽子は、冬に買え」という格言は、「麦藁帽子は、夏に買うという常識を捨てよ!」といっている
のではないかと思います。

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「買いは、処女のごとく、売りは、脱兎のごとく」という相場訓があります。
これは、株を買う時は、くれぐれも慎重に、売る時は、素早く売れというものです。
要するに、私のような、買いに関しては、買い急ぎをしたり、売りの時は、先延ばしにしている投資家が多いと
いうことでもあります。
私が、いつも感心している人が、「ダイニングの琉球優待生活」のダイニングさんです。
ダイニングさんは、幾つかの株式売買の自己ルールを設定して、徹底されています。その自己ルールの
一つが、「買いは、指値、売りは、成行」です。
私のような、チキンハートの持ち主ですと、特に売りの成行が出来ません。その結果、売りそびれた銘柄が
いくつあるか・・・・・・
どうしても、有利な値段で売りたいという気持ちが働いて、指値を高めに設定して、結局売りそびれるという
ものです。
この「買いは、処女のごとく、売りは、脱兎のごとく」という格言は、私流に理解するには、「買いは、指値、
売りは、成行」と置き換えるのが適当なのではないかと思っています。
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株式格言シリーズ第7弾で、今回は、「石が浮かんで、木の葉が沈む」です。
本来は、池の水面に「石が浮かんで、木の葉が沈む」なんてことは、ありません。ですが、相場の世界では、
「起こり得ないことが起きる」ということの例えです。
優良株が、安値に放置され、ボロ株が大相場を演じるということは、株式市場では、当たり前に起きています。
私の持ち株で、もうかなり長く保有し続けている株があります。(別名、塩漬け株)それは、パラマウントベッド
(7960)で、2000年に買っていますから、もう7年持っていることになります。
私には、この株が、何故、こんな安値に放置されているのか?とても理解できません。いつも、「おかしいな?
おかしいな?」と思って株価の動向を見ていますが、放置されっぱなしです。
それどころか、すでに赤字決算になると発表しているのに、それを正式に発表すると、すぐに、大幅安になり、
悪い方には、敏感に反応します。
パラマウントベッドは、無借金経営で、国際優良株です。昨年は、介護保険法が改正されて赤字決算を
しましたが、PBRは、1.02倍ですし、配当も年50円配当で、利回りは2.2%になります。これからの
高齢化にもテーマが合致していますし、私的には、「絶対に上がる株」なのですが、現実はそうではないのです。
この「石が浮かんで、木の葉が沈む」という格言は、「自分が常識だと思っていることも、疑ってかかれ!」
と理解するのが、適当なのかな?と思っています。
今日は、株式格言シリーズ第8弾の「もうはまだなり、まだはもうなり」の話をします。
皆さんも、「もう、そろそろ、株価の下落が止まって、上昇に転じるだろう」と思ってナンピン買いをすると、
「まだ、まだ」下げちゃった、という経験があるのではないでしょうか?
その反対に、「まだ、この株を売るのは早いだろう」と思っていると、株価が調整をはじめてしまった、という
経験もあると思います。
私は、こういう経験だらけです。10回のうち、うまく行くことは、1回あるかないかです。
この「もうはまだなり、まだはもうなり!」の格言は、「願望を捨てて、現実をよく見なさい」と言っているようです。
とかく、株に没頭していると、「あばたも笑窪」になりがちです。他の投資家から見ると、「何で???」と思える
ようなことは、平気でやってしまいます。
株を買おうとする時、売ろうとする時、この「もうはまだなり、まだはもうなり!」を思い出して、少し立ち止まると
良いかもしれませんね。

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