★ プリッキーヌ(東南アジア産唐辛子)を栽培してみた件 ★
かつて、東南アジアに赴任していた際に、中華料理には必需品の唐辛子を、生のまま持ち帰り、種を取って、栽培してみたら、収穫できました!
こちらが、収穫したプリッキーヌで、タイや、マレーシア、インドネシア、シンガポールなどで、よく栽培されています。
これを、小口切りにして、醤油に漬けて、とても、辛い青唐辛子
ですので、私の場合には、辛みだけを醤油に移して、湯豆腐や、お鍋、焼きそば、中華料理一般に付けて食べています。
強者は、刻んだ唐辛子を、そのまま食べていますが、超〜〜〜〜〜辛いです。
★ プリッキーヌとは ★
プリッキーヌ(prik-kee-noo)は、プリックキーヌーとも呼ばれるもので、タイ等の東南アジア地方で作られている、激辛唐辛子です。トムヤムクンに用いられていることで知られています。
長さが2〜3cmととても小さな実で、その姿かたちからタイの言葉で「prik
kee
noo(ネズミの糞のような)」という意味の名前がつけられています。
★ 栽培は、比較的簡単! ★
上のプリッキーヌは、青ですが、これをほっておくと、赤くなってきて、その後、乾燥してきます。中には、種が入っていて、その種を使いました。
100均で買ってきた栽培ポットを使いましたが、4月のはじめに10粒ほどを蒔きましたが、発芽率は、ほぼ100%でした。
その中で、一番元気なものを1本残して、成長を待ちます。残りの発芽したもののうち、2本は、家庭菜園に持って行って、地植えにしてみました。
少し、成長してきました。こんな感じになっています。
その後、日当たりのよい、私の部屋の窓際で育てると、7月には、こんなに大きくなって、外に移すことにしました。
鉢も、一回り大きなものに替えて、外に出しておくと、9月はじめ頃から、花
が咲き始めました。
すでに、唐辛子になっているものもあります。
そして、10月のはじめ
には、立派に大きくなって、収穫できるサイズになりました。
尚、鉢植えのプリッキーヌからは、10本ほどの唐辛子しか取れませんでしたが、1坪菜園で育てたものは、豊作で、たっぷりと収穫することが出来ました。
★ 栽培してみての感想 ★
東南アジアで栽培されていたものが、日本でも栽培できるのか?と思っていましたが、ちゃんと季節を知っているようで、4月に植えれば、10月には、収穫できることがわかりました。
そんなに食べるものではありませんので、1年分は、十分にありますので、うれしいことです。
東南アジアの中華料理店に行くと、「カット・チリ―」というと、すぐに持ってきてくれるものなんですが、日本の中華料理店では、乾燥したものしかないようで、私の要望が伝わらなかったことを覚えています。
どうやら、東南アジア特有の食べ方のようですね。
尚、インドネシアやタイでは、石臼で潰して使うことが多いようです。
最終更新日 : 2018年10月23日
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