ちょっとした工夫で、簡単に楽しめそうな、こんなことやってみた!
★ 宮崎風チキン南蛮を作ってみた件 ★ 今では、宮崎県の郷土料理として、人気のあるチキン南蛮ですが、実は、そんなに歴史があるわけではありません。私の家内が赴任していた延岡市に行った際に、珍しい食べ物があるということで、いただいたのが、チキン南蛮でした。昭和50年代の頃のことです。 当時は、宮崎でも、延岡地方だけの人気メニューでしたので、延岡市は、「チキン南蛮発祥の地」と呼ばれています。 当時、私がいただいて、びっくりしたチキン南蛮 は、鶏のもも肉を1枚使ってあって、草履のようなチキンに、南蛮酢が掛かっていて、ナイフとフォークを使って、自分で切り分けて食べるというものでした。 しかも、タルタルソースがたっぷり付いていて、当時は、若かったので、ボリュームがあって、おいしくて、感激したものでした。 チキン南蛮は、このスタイルのチキン南蛮を提供していた「おぐら」が、宮崎県内で、チェーン展開したために、宮崎の郷土料理として、定着したものと思われます。 ■ 材料 ■ 鶏のもも肉 2枚(2〜4人前) 塩コショー 小麦粉 適当 卵 1個 南蛮酢 醤油 大さじ 2 酢 大さじ 3 日本酒 大さじ 1 砂糖 大さじ 2 おろしニンニク(チューブ) 1cm タルタルソース 茹で卵 1個 たまねぎ(小) 1/4個 マヨネーズ 大さじ 5 塩コショー 少々 キャベツの千切り(付け合せ) ★ 作ってみよう、宮崎風チキン南蛮! ★ @ 鶏もも肉を、2つに切り分けます。(フライヤーのサイズのためで、大きなフライパンで揚げる場合は、1枚のままでOKです。その後、軽く、両面に塩コショーします。 A 小麦粉を、もも肉全体に振り、卵を溶いて、揚げる準備をします。 B 油が170度くらいになったら、鶏もも肉を、溶き卵の中に入れて、全体に卵が付くようにして、油の中に投下します。チキン南蛮の大きな特徴は、鶏もも肉に卵を付けてたら、衣を付けずに、そのまま揚げることです。 C 鶏もも肉を揚げている間に、南蛮酢 を作ります。醤油、酢、日本酒、砂糖、おろしにんにく(今回は、チューブタイプ)を加えて、煮切ります。これで、南蛮酢の完成です。 鶏もも肉が揚がったら、南蛮酢に浸けます。 D しっかりと、南蛮酢の中に浸けて、南蛮酢を浸み込ませます。 E しっかり南蛮酢に浸けたチキンを、キャベツ、又は、レタスの付け合せの盛られた皿に盛り、ボールの中の残った南蛮酢も、すべてチキンに掛けます。 F 盛り付けたあと、玉ねぎのみじん切りと、茹で卵のみじん切りを、塩コショーとマヨネーズで味を整えた(好みで、洋辛子を入れてもOK)、自家製のタルタルソースをたっぷりと振り掛けて、完成です! ナイフとフォークを使って、自分で切り分けて食べるのが、宮崎流です。 ★ 作ってみての感想 ★ 家族の評価が、高かった一品です。 低温で揚げているのと、鶏肉を小さく切って揚げていませんので、中がジューシー に揚がっています。自家製のタルタルソースも、玉ねぎのしゃきしゃき感も残っていて、新鮮です。 南蛮酢 が、唐揚げのチキンとよくマッチしていて、ビールのお供にも最高です。 この料理の醍醐味は、大きな鶏肉を1枚、自分で切り分けて食べること です。今回は、フライヤーの関係で2枚に切りましたが、1枚の大きなままで、お皿に盛って出すと、満足感で、感激も一塩になると思います。 最終更新日 : 2015年8月22日
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