★ お手軽シーズニングで、骨肉茶(バクテー)を作ってみた件 ★
マレーシアで作られていて、東南アジア全体で使われているお手軽調味料の、A1−Suop Spice骨肉茶を使って、本場の骨肉茶(バクテー)を作ってみました。
尚、骨肉茶(バクテー)のお手軽調味料は、結構なメーカーが作っていて、種類も多く、白コショウベースのものもありますが、今回作った、濃い醤油色をした骨肉茶が、一般的です。
★ 骨肉茶(バクテー)とは ★
骨肉茶(バクテー)は、マレーシア、シンガポールにおける鍋料理で、ぶつ切りの豚あばら肉(皮付き)や内臓肉を、漢方薬に用いるスパイスと中国醤油で煮込んだ料理です。
スープは、醤油ベースの深い褐色のものと、白コショウを効かせた澄んだものの2系統があります。
マレーシアが、まだ英国の植民地であった頃にやってきた華僑(福建人)は、貧しかったため、肉の部分を買うことが出来ないため、豚を解体した後に残った、「削ぎ落しきれなかった肉片がついた骨」を利用したため、それが「肉骨」の名の由来と言われています。
★ 「骨肉茶(バクテー)」を、真空保温調理器を使って、作ってみよう! ★
■ 材料 ■
豚あばら肉 3切れ
豚バラ肉 200g
ホルモン 100g
センマイ 100g
にんにく 1個
豚のあばら肉(スペアリブ)は、必須ですが、あとは、内臓の肉であれば何でもOKで、通常、レバー、ハチノスなども入れます。(オックステールを入れてもおいしいです。)
出汁用調味料
水 1500cc
骨肉茶の素 1パック
塩 小さじ2
紹興酒 大さじ3
薄口しょうゆ 大さじ4
オイスターソース 大さじ1
黒胡椒 少々
八角 1個
骨肉茶(バクテー)の素
は、現地で買って帰ったものですが、アマゾンでも売っているようです。
水1500ccを内鍋に入れて、水を沸騰させます。
これに、最初に、A1骨肉茶の素を入れます。
次に、残りの肉類と、にんにくを1個、そのままで入れます。
次に、塩、薄口しょうゆ、オイスターソース、紹興酒、黒コショウを入れて、20分ほど、煮込みます
。
そして、真空保温調理器の外鍋に入れて、スロークッキングで、味を浸み込ませます。
4時間ほど置いてできたのが、こちらで、肉も柔らかくなっていて、おいしそうです。
辛めが好きな方は、東南アジア産の唐辛子入り醤油をつけて、召し上がれ!
★ 使ってみての感想 ★
まさに、マレーシア・シンガポールの味の骨肉茶が、おいしく出来上がりました。
肉の部分だけでなく、スープもおいしいので、飲み干してください。
真空保温調理器を使ったので、お昼に調理して、夜食べましたが、お肉も柔らかくなっていて、味も浸み込んでいました。
豚バラ肉は、薄いので、ちょっと煮込むだけでも良さそうでした。
現地では、朝やお昼に食べることが多い料理ですが、シンガポール空港のフードコートでは、朝から夜までいただけますので、お試しあれ!
A1骨肉茶のスパイスは、最も、売れている、評価の高いものですが、ちょっと「普通」過ぎるということもあり、このお手軽シーズニングの評価は、○(★★★★)といたします。
最終更新日 : 2017年10月3日
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