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タジン鍋でやきそばを作ってみた!

★ タジン鍋で、広島お好み焼き風やきそばを作ってみた件 ★

★ タジン鍋とは ★

タジン鍋とは、モロッコなど、マグリブ(北アフリカ)地域の鍋料理に使われている素焼きの土鍋で、とんがり帽子のような形の蓋が特徴的です。羊肉か鶏肉と、香辛料をかけた野菜を煮込んだものに使うことが多いようです。

 素焼きのタジン鍋

水蒸気が鍋の中で循環するため、加水せず に食材のもっている水分のみで、蒸し焼き料理を作ることができます。



現在、日本で売られているタジン鍋は、素焼きの土器ではなく、多くが陶器製で、IHに対応するために、アルミキャスト製や鉄製のもの、また、手軽に電子レンジで使えるシリコン製のものもあります。

本来のタジン鍋の蓋には、蒸気抜きの穴はあいていませんが、日本で作られるタジン鍋には、蓋の頂上部に穴があいているものがあります。

これは、日本では、無水での調理が一般的でないために、タジン鍋の中に水分を多く入れて調理すると、蒸気抜きの穴がない場合、噴きこぼれるが多いことへの対策のようです。

★ マイ・タジン鍋 ★

こちらが、私が手に入れた、Cooking Plus yamaka タジン鍋 M(レッド) CP25-2-365 です。

  



大きさは、フタ:φ185×105mm、直火深皿:φ210×45mmで、全体で、高さ:15cmになり、1〜2人用の小さめのタジン鍋です。

岐阜県土岐市にある山加商店の製作で、胴部分は、耐熱セラミック(日本製)、蓋は、磁器(中国製)で出来ていて、ガス直火、オーブン、電子レンジ対応ですが、IHには、対応していません。

形が、通常のタジン鍋よりも、丸みを持っています。ちょっとかわいらしいですね。

★ タジン鍋の材質 ★

日本で作られているタジン鍋の多くは、陶器製です。土鍋の変わり種として、作られているようで、安価なものもありますが、普通の土鍋と同様に、使う前に、15分程度、水に浸けておくと長持ちするようです。

陶器製や、セラミック(硬質陶器)製のものは、一部に底に金属を埋め込んで、IH対応可のものがありますが、ほとんどは、IHには対応しません

IH対応型のタジン鍋は、アルミキャスト製や鉄製のものが多く、金属製ですので、電子レンジに対応していないものがほとんどです。

また、セラミック製の鍋の裏面に、銀塗布式発熱体を塗布して、IHに対応できるようになっているものもあります。直火、電子レンジ、IHに対応ということですが、IHには、やや反応が弱いようです。

★ 広島お好み焼き風やきそばを作ってみた! ★

広島お好み焼きは、重ね焼きの美学を追求した、蒸らして焼くお好み焼きです。

その蒸らして焼くことにヒントを得て、タジン鍋を使って、広島お好み焼き風やきそばが作れないだろうか?とトライしてみました。

@ 蒸しそばを用意して、タジン鍋の一番底に置きます。



A その上に、たっぷりのキャベツを盛ります。



B その上に、たっぷりの細もやしを乗せます。(広島お好み焼きでは、細もやしを使います。)



C ここで、塩コショーを軽くします。また、今回は、家で切らしていましたので、入れませんでしたが、天かす又は、いか天を入れます。そして、その上に、たっぷりの豚バラ肉を乗せ、ここでも、少しの塩コショーをします。これで、準備完了です。この上に、ちょっと日本酒を振ると、もっと良いでしょう。



D 電子レンジで5分間、チンします。



E そうすると、このように野菜や、おそば、お肉に火が通ります。ここで、天下の宝刀「カープお好みソース」の出番です。この上に、たっぷりとお好み焼きソースを掛けて、その上にかつお節を掛けます。



F そして、これを、箸でかき混ぜます。ここで、お好みで、生たまごを真ん中に入れるのも有りです。再び、電子レンジで、3分間チンします。

G 最後に、青のりを掛けて、完成です。



★ 作ってみての感想 ★

まさに、広島お好み焼きの味で、おいしかったです。

広島お好み焼き は、「重ね焼きの美学」を追求したお好み焼きで、小麦粉で作った生地を薄く延ばして、その上に、キャベツ、もやし、豚肉、焼きそばを重ねて蒸し焼きするものです。

タジン鍋が、その小麦粉で作った生地の代わりをして、蒸す際のカバーとなって、層の順番は違いますが、重ね蒸し上げたものを、最後に掻き混ぜて、やきそばにしたもので、まさに、広島お好み焼きの味の通り でした。

油を使わず、食器も、タジン鍋1つでOKですし、洗い物も楽で、しかも、本格的な広島お好み焼きの味の焼きそばが楽しめます。

タジン鍋をお持ちの方は、是非、お試しください。

最終更新日 : 2015年4月18日

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