ちょっとした工夫で、簡単に楽しめそうな、こんなことやってみた!
★ ピカールキレーで銅器の汚れ落としを試してみた件 ★ かつて、お酒の燗をつけるのに、このようなチロリや、お湯を入れて、徳利を癇する銅器が使われていました。相当の年代物ですが、まだまだ使えそうなので、ヤフオクで安く買いました。 歴年の銅の表面に付いた、錆と汚れが積み重なって、銅の光沢が消えていました。銅器を受けるトレーは、古銅っぽくて、少し光沢もありますので、このままにして、チロリと、癇付け器の積もり積もった汚れ落としに、ピカールキレーというものを使って、挑戦してみました。 ★ 銅器の光沢を取り戻そう! ★ 使ったのは、ピカールキレー(日本磨料工業 浸け磨き用金属クリーナー ピカールキレー 150ml 専用ツヤだしクロス・専用拭き取りタオル付 )というもので、浸け置き剤と、光沢磨き剤の2つでセットになっています。 実は、私のコレクションの癇銅壺(かんどうこ)を磨こうと思って、昔、買っていました。 癇銅壺に使った時の記事は、「癇銅壺2号、3号をゲット!」をご参照ください。 ★ やってみよう! 銅器の汚れ落とし! ★ @ まず、磨き剤のみを使って、銅器を擦ってみましたが、積年の汚れが凄過ぎて、全く手に負えませんでした。 実は、秘密兵器のダイヤモンドパフ (ダイヤモンドパッド ダイヤモンドパフ 鏡・ガラス用 人口ダイヤモンド使用 )を使って擦れば、大概の汚れは落ちると思っていましたので、予想外の結果に、茫然・・・・・・・ A 次に、浸け置き剤を使ってみることにしました。取扱い説明書では、30倍に薄めて、ドブ浸けすると、すぐにキレイになるということでしたが、こちらも、ほぼ、効果なしでした。 うんんん・・・・・・この銅器くらい積年の汚れが積もっていると、汚れを落とすのは無理なのかな?と、少し、諦め気味・・・・・・・ B やけくそで、浸け置き剤を、5倍程度に薄めただけで、チロリの蓋を20分ほど放置してみたら、なんと、あれだけしつこかった汚れが、「浮いてくる」感じで、銅器の表面から、浮いてきて、指で擦ると、簡単に取れるようになりました。 おおっ〜〜〜〜〜この方法が、有効なのか・・・・・ C 諦めていた酒癇器の方も、同様の方法で、濃い浸け置き剤に浸けて、待っていると、同様に、積み重なった汚れが、浮いてきました。 ちょっと作業に夢中になってしまって、写真を撮り忘れてしまいましたが、結果は、この通り、頑固な汚れがきれいになくなって、一目瞭然になりました。 比較するために、ビフォー、アフター を比べてみました。 骨董品ですから、そのままの姿がいいという方もおられるでしょうし、古いことによって、渋味が出てくるものもあります。 ただ、今回は、実際に、チロリとかを使用したみたいということですので、きれいにしてみました。 ただ、緑青のキツイ部分などは、完全には、取り切れず、ある程度、紙やすりで磨り落とす必要がある部分もありましたが、しつこい銅器の汚れには、ピカールキレーが有効であることが、実証できました。是非、お試しあれ! 最終更新日 : 2016年2月15日
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