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アルコールバーナー完成!

★ ついに、求めていたアルコールバーナーが、完成した件 ★

アルミ缶を使って、アルコールバーナーを作ってみた件 」で、簡単に、アルコールバーナーは、完成したのですが、やっぱり、このようなものは、奥が深い・・・・・・(笑)

燃焼実験の結果、どれも、うまく機能することは、わかりましたが、私が望んでいる火力よりも、強くて、使えない・・・・・・・・

2号、3号を作った際に、主燃焼室の穴の大きさが、火力の強さに関係することがわかり、4号を作ってみました。

 4号

★ 私が求める火力のアルコールバーナー ★

私は、アルコール燃焼が、煤や煙が発生しないことに注目して、屋外ではなく、屋内で、例えば、飛騨高山の名産である、「朴葉味噌焼き」のようなものに使えるアルコールバーナーを求めています。

最初は、強火でもいいけれど、弱火にも調整したい・・・・・・・

五徳として使うのは、エスビット・ポケットストーブのバッタもの・・・・・ドイツ軍が、兵士に支給している装備品の模造品で、Esbitのロゴが入っていないだけで、同サイズのもので、安くてコンパクトで、五徳としては、いいものです。

   

この五徳は、固形燃料を使用するように作られていますので、バーナーを使う場合、バーナーの高さが低いことが、絶対条件 で、燃焼時間は、15分で十分です。

★、納得のアルコールバーナーが完成! ★

こちらが、ついに完成した4号です。







大きさは、2、3号と同じ、径:58mm、高さ:33mmで、エスビットポケットストーブに使用するのに、いいサイズです。

真ん中の穴を小さくすると、本燃焼に入るのに、時間が掛かることから、小穴を加えてみましたが、その効果は、わかりませんでした。

本燃焼に入る時間に、多少、影響しているかも?(本人の希望(笑))

★ 燃焼実験の結果 ★

まずは、1号の燃料実験です。本燃焼になるまで、30〜40秒掛かった後は、この通り、強烈な火力がありました。これでは、キャンプとかでの野外での使用はいいでしょうが、室内では大き過ぎます。消火するするには、マグカップで塞ぐ必要があります。



火力調整蓋を取り付けると、こんな感じになって、火力は、減りますが、それでも、結構な火力があります。



ということで、1号は、室内用には、不向きという結果になりました。

次に、3号ですが、すぐに本燃焼に入り、この通り、大きな火焔となってジェット孔の意味がないくらいの火力となりました。



火力調整蓋と取り付けて、ようやく、使える感じになりましたが、こちらも、室内での使用には、不向きという結論になりました。



そして、4号です。口が小さい分、本燃焼に入るのに、少し時間が掛かり、50秒ほどで、本燃焼に入りました。ジェット孔の穴を大きくしていますので、ジェット孔の火焔がきれいです。中央の火焔も、それほど高く上がっていません。強火として、最適な高さになっています。



次に、調整蓋を付けてみましたが、ほぼ理想的な弱火が可能になりました。



3号と、4号は、サイズが全く同じですが、主燃焼室に開けた穴の大きさの違いで、こんなに差が出ています。



★ サバ缶を暖めて、サバの味噌煮丼を作ってみた! ★

五徳がなかったので、焼き網を使って、サバの味噌煮の缶詰を暖めてみました。

本燃焼に入ったあと、網を乗せて、その上に、直接サバ缶を乗せてみましたが、しっかりと暖めることができました。



そして、出来上がったのが、サバの味噌煮丼です。きちんと中まで温まっていて、OKでした。



ついに、室内用のアルコールバーナーが完成しました。朴葉味噌焼きや、卓上でのサザエの壺焼きなどに使えそうで、楽しみです。
                                             (記 : 2016年3月5日)
追記 :

ビール缶サイズで、ポケットストーブにも使えるような、薄型の副室加圧型ジェット孔バーナーを作ってみました。

ポケットストーブで使えるように、高さを、30mm以内にする必要があり、その結果、出来たのがこちらです。







ジェット孔は、8穴だけにして、やや大きな穴にしました。薄型の為、アルコールの容量が少なくなるため、底の部分を叩き出しています。

燃焼実験をやってみました。

着火時には、このように、真ん中の部分だけが燃焼しています。



1分半ほどで、ジェット孔からも、火焔が出てくるようになり、本燃焼に入ります。





本燃焼は、安定しており、必要に合わせて、最初に入れる燃料の量を調整すれば、良さそうです。

最終更新日 : 2016年3月11日

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