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空き缶でウッドストーブ!

★ 空き缶でソロストーブ擬きのウッドストーブを作ってみた件 ★

こちらが、空き缶を利用して、自作したソロストーブ擬きのウッドストーブです。(笑)



そして、こちらが、本家のソロストーブ で、「Solo Stove ソロストーブ 」・・・・ステンレス製ですが、8000円以上もします。

 

100均主義の私には、とても、買えるような品物ではありませんので、同じ原理を使って、模造品?を作ってみました。

大きさは、径:12cm、高さ、16cmで、本家のサイズとほぼ同じです。

このストーブの凄いところは、本体が二重構造になっていて、燃焼する際に、煙が気化して、内部の噴き出し孔から、二次燃焼が起こることです。

このことによって、こんなに小さなウッドストーブの火力が強くなることと、完全燃焼して、煤や煙が出にくくなるという長所があります。

★ 作ってみよう! ウッドストーブ! ★

用意したのは、空き缶2つのみです。1つは、1リットルサイズのペンキ缶、1つは、お菓子が入っていた空き缶です。



マジックで、穴を開ける位置や加工する位置を書いた後、底の部分に通気孔を付けます。



次に、胴体部分の穴を開けます。金属が柔らかいので、ぼこぼこになりました。(笑)



次に、底の部分を、缶切りで切っていきます。先に切ると、胴体の穴を開けるのに苦労しますので、穴を開けた後に、切り落とします。



このように、穴の開いた部分と、切り取った底の部分に分かれます。



次に、底の部分を、金切り挟みで切っていきます。



スロットルが引っかかるように、4カ所切り込みを入れて、折り曲げます。



今度は、上部になる部分を、金切り挟みで、加工していき、これで、内側の部分は完成です。



外側になるペンキ缶に、通気孔を開けます。ペンキ缶の加工は、これだけです。



そして、ペンキ缶に、加工済みの内側部分を差し込むと・・・・・・あら不思議、ぴったりサイズになっています。



上部から覗き込むと、こんな感じです。一番下の穴は、吸気孔、2番目の穴が、二次燃焼の噴き出し孔、そして、最上部の穴が、火焔の噴き出し孔になっています。



もともと付いていたお菓子缶の蓋を付けると、携帯する際に、引っかからないでいいのかな?ということで、安全カバーとして付けてみました。



我ながら、設計通りの作品が出来て、満足、満足!



使ってみると、このようになるはずですが・・・・・・どうでしょうね?それは、お楽しみとして、次回に取っておきます。 (笑)
                                              (記 : 2016年5月4日)

追記 :

★ 燃焼実験 ★

ソロストーブ擬きの燃焼実験をやってみました。

燃焼前の状態です。ティッシューと新聞紙を入れてみましたが、着火には、ティッシューが有効であることがわかりました。(新聞紙は、燃えにくい)



下の方へ入れていたティッシューに、100均のライターで、火を付けてみましたが、結構、上手に燃えて、着火に成功しました。



一次燃焼の状況です。この状態では、時々、結構、煙が上がっています。



しばらくして、本燃焼に入りました。内側の壁の穴から火が噴き出している二次燃焼も確認され、ウッドストーブとして、うまく機能することが確認できました。



鎮火後の様子です。ほぼ木材は、燃え尽きています。そして・・・・・内側の空き缶は、真っ黒・・・・・・(笑)



外側の空き缶は、影響を受けていませんので、焚火による火力の影響が少なかったことが伺えます。

★ 結論 ★

空き缶利用のソロストーブ擬きですが、立派に、機能することが確認できました。

小さなストーブですが、上手に火が熾きて、適当な火力を維持できることがわかり、素晴らしい・・・・・・

評価は、もちろん、 (★★★★★)です。

追記 2:

★ ソロストーブ擬きを使って、炊き込みご飯を炊いてみました! ★

ソロストーブ擬きの実用性を確認するために、炊き込みご飯を炊いてみました。

といっても、賞味期限切れの、レトルトの炊き込みご飯の素 があったので、それを使ってみただけですが・・・・(笑)

 

まずは、着火から・・・・・前回、ティシューペーパーが火付きがいい ことを発見しましたので、ティッシュペーパーを底の部分に入れて、着火させてみました。



すぐに、着火して、本燃焼に入るまで、しばらく待ちました。(内部の吹き出し孔から、火炎が出ています)



本燃焼に入りましたので、用意した1合のお米に、炊き込みご飯の素を入れ、ちょっと出汁しょうゆ を加えて、鍋をストーブに乗せました。





そうすると、本燃焼に入っていたのですが、排気する開口部が少なかったようで、不完全燃焼へ入ってしまいました。うんんん・・・・・困ったなと思ったのですが、アルコールバーナー用の五徳を乗せてみたらどうだろう?と思って、乗せてみました。(「空き缶で、アルコールバーナー用の五徳を作ってみた件」参照)



ほんの5mm程度の隙間ができた格好ですが、排気が順調に出来るようになって、また、元の本燃焼に戻りました。

そして・・・・・・炊き上がった炊き込みご飯が、こちらです。



炊き込みご飯の場合は、そんなに蒸さなくても大丈夫ですので、ちょっとだけ蒸して、鍋の中を掻き混ぜてみました。



私は、おこげが好きなのですが、おこげが少なくて、ちょっと残念でしたが、上手に出来上がっていました。

上手に出来上がったことに、祝杯を上げるだめに、ビールを用意して、いただきま〜〜〜す!



レトルトということもありますが、少し、出汁しょうゆを加えて、炊いたこともあってか?、とても、おいしい炊き込みご飯でした。 完成を祝った、ビールも最高!(笑)

★ 結論 ★

自作ソロストーブ擬きも、実用に十分耐えることがわかりました。

本家では、やはり、専用の五徳をストーブの上部に付けています。私のものでは、欠き込みを入れたので、十分かな?と思っていましたが、排気が不十分 でした。

今回は、五徳を乗せて、対応しましたが、何か、もう1つ工夫がいるのかな?と思った次第です。

改善点が発見されたことで、このグッズの評価は、★を1つ落として、 (★★★★)をいたします。

最終更新日 : 2016年6月27日

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