ちょっとした工夫で、簡単に楽しめそうな、こんなことやってみた!
★ ダッチオーブンを使って、チーズの燻製を作ってみた件 ★ ダッチオーブンの大きな魅力の1つに、燻製(熱燻)が出来ることが、あります。 その中でも、チーズと、茹で玉子は、燻製の効果が最も強く出る素材で、呑んべいには、堪らないお摘みになります。(笑) 100均の土鍋を使った燻製の方法では、チーズのベーコン巻きや、茹で玉子の燻製を紹介していて、こちらが、その時の、茹で玉子の燻製ですが、おいしそうでしょ? 尚、ローコストで燻製が楽しめる方法は、「100均土鍋のダブル使いで燻製をしてみた件」をご参照ください。 今回は、何日も、おいしさが楽しめるように、大きなチーズの塊りを燻製にしてみました。 今回も、「キャプテンスタッグ ダッチオーブン 20cm M-5503 」を使って、挑戦しています。大きさが、径20cmで、お値段もお手頃で、2〜3人用として、扱いやすいサイズです。 このパッケージにあるように、ダッチオーブン は、オーブン、煮る、焼く、蒸す等に使える万能選手で、アウトドアなどには、必携のアイテムです。 しかし、私の場合は、本来の使用方法である輻射熱を利用するオーブン機能と、それを応用した燻製機能を使いたいなと思って、購入しました。 ★ 燻製(くんせい)とは ★燻製(薫製)とは、食材を燻煙することで、保存性を高めると共に、特有の風味を付ける調理法で、燻煙により煙中の殺菌成分が食品に浸透すると同時に、長時間の燻煙によって食品の水分量が減少することで起きる水分活性の低下により保存性が高まるとされています。 一般的には、下処理として、ソミュール液などに付けて、塩漬けする場合が多く、これによる脱水・加塩も保存性の向上します。燻煙の前には一般的に乾燥処理を行う場合が多いようです。 煙で燻す時の温度により、温度が低い順に、冷燻(15〜30度)、温燻(30〜60度)、熱燻(80〜100度)と呼び、低い順に、煙で燻す時間も長くなります。 ★ チーズの燻製を作ってみよう! ★ 使用したのは、こちらの雪印メグミルク・ファミリアチーズ350gです。フランスパンに入れるため、20%くらいを切って使っていますので、300gくらいになっています。 燻製用のチップは、いつものさくらのチップを使います。 温燻用 のスモークウッドと呼ばれるものもあり、このスモークウッドを使って、1〜2時間燻して作ることも出来ますが、こちらは、これ1本で、2度くらいしか使えませんので、コスパは、圧倒的に、スモークチップが有利です。 スモークチップを、ステンレスの皿に入れて、その上に、アルミフォイルを敷き、その上に、チーズを乗せます。 これは、内部温度が上がって、チーズが溶けてしまう可能性があるからで、温度管理がきちんとできるようであれば、必要ありません。 というのは、当然ですが、アルミフォイルに面した部分は、燻煙が掛からず、燻製にならないからです。 とは言え、ダッチオーブンの場合は、なるとこ勝負になりますので、今回は、アルミフォイルを敷きました。 そして、火をつけて、最初は、強火で、煙が上がってきたら、弱火にして、合計で、20分間燻します。 そうして、出来上がったのが、こちらで、3面は、うまく燻煙が掛かっていました。が・・・・・やはり、下面は、溶け始めていて、丁度良いところで、火を止めた結果になりました。 ここで、チーズをひっくり返して、燻煙の当たっていない部分を上にして、再度、燻します 。 すでに、3面は、十分に燻されていますので、ここでは、薄く色付く程度にするため、10分ほどだけ燻します。 出来上がりの写真を撮るのを、忘れてしまいましたが、食べる分だけ卓上で切って、残りは、アルミフォイルに包んで、冷蔵庫で保存すると、何日でも日持ちします。 ★ 作ってみての感想 ★ 何とも言えないスモーキーな香りがたまらないチーズの燻製に出来上がっていて、家族の評判も良く、酒の肴に完璧でしたので、家族がいない時に、こそこそ少しずついただいています。(笑) こちらは、ローストビーフを作った際に、付け合わせたチーズの燻製 ですが、どちらも、最高の一品です。 ダッチオーブンを使って、色々なお摘み系の一品が作れるのは、酒飲み冥利に尽きます。(笑) ビール、日本酒、ワイン・・・・・・お酒が進まない理由がありません。常備しておきたい一品です。 そして、使用した「キャプテンスタッグ ダッチオーブン 20cm M-5503 」の評価ですが、ちょっとキャパが小さいものの、お手軽に燻製を作ることが出来、少人数には、ぴったりサイズで、◎ (★★★★★)です。 最終更新日 : 2016年8月13日
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