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陶器の醤油入れ「ひょうちゃん」

崎陽軒のシウマイ弁当を買うとついてくる、陶器の醤油入れの「ひょうちゃん」です。







2014年10月に東京へ行った際に、品川駅構内で買った崎陽軒のシウマイに付いていたものです。

わざわざ、京急下り線のホームへ行って、「ひょうちゃんの入っているものはどれですか?」と店員さんに尋ねて、「特製シウマイ」と、「昔ながらのシウマイ」を買って手に入れたものです。



ひょうちゃんには、コレクターも存在し、今では、800種類以上のひょうちゃんの図柄があるそうです。その内の2種類ですが、わざわざシウマイを買って、手に入れたものですので、うれしさも倍増です。(笑)

★ ひょうちゃんとは ★

ひょうちゃんとは、昭和30年(1955年)から、崎陽軒製シウマイ の箱中に封入されている陶器製醤油入れの愛称で、ひょうたん型容器に多種多様な表情が描かれています。

初代ひょうちゃんは、ひょうたん型をしていて、フクちゃんで有名な漫画の大家横山隆一氏が、顔を48種類描いて、名前も 「ひょうちゃん」と名付けました。

昭和63年(1988年)、崎陽軒創業80周年を記念して、イラストレーター原田治氏によって、創業80周年にあわせて、80種類の顔とポーズの組み合わせが誕生しました。大小、二つのタイプができ、4色になりましたので、合計、640種類の図柄が誕生しました。

1996年に、蓋が、コルク製からゴム製のものに変わっています。

平成15年(2003年)に、横山隆一さんの初代ひょうちゃん絵柄が復活していて、現在は、この48種類(一説には、49種類ある)の絵柄が、大小計96種類が作られています。

また、崎陽軒創業100周年を記念して、2008年、サントリーのキャラクター「アンクルトリス」を描かれたイラストレーター柳原良平氏が、14種類のひょうちゃんを描いています。

 100周年記念品

このひょうちゃんですが、愛知県瀬戸市で作られており、立派な瀬戸焼ということになりますね。
                                               (記 : 2014年11月2日)

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