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池田退輔作・本間焼の蓋置

池田退輔(いけだたいすけ)作、本間焼(ほんまやき)の赤楽蓋置です。















大きさは、径:5cm、高さ:5.3cmほどで、共箱、共布、栞付きです。

本間美術館所蔵の、長次郎の茶碗に影響を受けた、赤楽焼の作品で、典型的な本間焼です。

池田退輔さんの作品には、昭和45年以前は無印、昭和45年頃〜55年頃までは「本」、昭和55年以降は「退」と押印されていて、この作品には、「退」の陶印がありますので、昭和55年以降の作品ということになります。

★ 本間焼とは ★

本間焼(ほんまやき)は、山形県酒田市で焼かれている焼き物で、 昭和35年、利休の頃の長次郎の茶碗の良さに惹かれて、当時の本間美術館長の本間祐介が、東京芸大の浅野陽、三浦小平二両氏の指導で庭園の片隅に小さな窯を造り、お庭焼として楽焼を始めたのが、本間焼の始まりです。

当時、祐介館長と一緒に造っていた池田退輔氏は、本間美術館の「長次郎」や「のんこう」といった名品に触れながら、独自の作品を造りあげるに至りました。

退輔氏は、陶工芸の大家である村瀬治兵衛、小山富士夫両氏の指導を受けながら、本格的に楽焼の道に進み、砂丘地で陶土は皆無なこの地で独自の土造りに努力し、本間焼として名をあげるまでに至りました。

現在、本間焼池田退輔の作品は広く世に知られ、陶工百人の中でも注目される一人に数えられるまでになり、平成9年11月には山形県陶芸界初の「斎藤茂吉文化賞」を受賞しています。現在、二代目敬が後を継いでいます。


★ 本間美術館とは ★

本間美術館(ほんまびじゅつかん)は、山形県庄内地方の大地主であった本間家が収集した品を保管、展示する美術館で、収集品を展示する美術館としてのみならず、京風の純和風建築「清遠閣」、庭園「鶴舞園」による、庭園美術館としての性質も持っています。庭園の片隅にある窯では、民芸品である本間焼が造られています。

★ 作家 プロフィール ★

 池田 退輔 (いけだ たいすけ)

大正12年 山形市生まれ
昭和35年 築窯、火入れ
昭和36年 村瀬治兵衛・小山不二夫両先生に師事
昭和49年 日本陶芸展に入選する
昭和54年 第1回荘内文化賞を受賞、県内各地に楽焼を指導す
平成8年  大徳寺如意庵・立花大亀老師より「酒田焼」の命名を授かる
                                               (記 : 2016年3月10日)

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