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13代八仙作・高取焼のぐい呑み

2010年10月18日に、福岡県朝倉郡小石原の窯元を訪ねて買い求めた、第13代高取八仙作、高取焼(たかとりやき)の掛分ぐい呑みです。













 陶印「高取」

実は、高取宗家の窯元に、高取焼を求めて行ったのですが、あいにく、月曜日でお休みであった為、次に、高取八仙窯を訪れて、買い求めたものです。

また、おまけがありまして、私のお目当ては、ぐい呑みだけだったのですが、中々、気に入ったものがなく、どうしようかな?と思っていたところ、発見したのが、この掛分ぐい呑みです。実は、このぐい呑みは、本来は、煎茶碗だったのですが、バラ売りされていて、「ぐい呑みとして使いたいのですが・・・・」とお話しすると、「ぐい呑みとしてもいいですね。」ということで、「ぐい呑み」として、買わせていただいたものです。

第13代八仙さんに箱書きをしていただいて、晴れて、「ぐい呑み」として、私の手に渡ったということです。(笑) 大きさは、径60mm、高さ:53mm程で、共箱、共布(印なし)、栞付きです。

上記のように、2つの偶然が重なって手に入れたぐい呑みですので、末永く大切にしようと思っています。

高取焼につきましては、「高取焼・永満寺窯のぐい呑み」でお話しているように、元々の発祥の地の直方市にある窯元と、本家が、小石原に移った高取焼があり、私は、そのどちらへも足を運んだことになりました。

 展示室

高取焼は、茶陶として知られ、特に、茶入れは、有名ですが、床の間に飾ってある茶入れのお値段は、14万円でした。「丸が一つ多いね!」と、家内が申しておりました。

高取焼の技術は、秘伝書として残され、一子相伝によって、高取宗家によって、継承されてきていますが、高取八仙窯は、第4代源兵衛 勝利の時代に、分家として分かれ、今日に繋がっているようです。

現在は、13代八仙さんが当主、さんが、後継者として、窯を守っておられます。

 13代八仙さん

 高取 忍さん

高取宗家が、たまたまお休みで訪れた高取八仙窯でしたが、お気に入りの掛分ぐい呑みを、手に入れることが出来て、大変、喜んでいます。

 八仙窯にて

尚、高取焼の歴史等については、「高取焼・永満寺窯のぐい呑み」にありますので、ご参照ください。
                                              (記 : 2010年10月21日)

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