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黄桜オリジナル波佐見焼(はさみやき)・酒器セット・『カッパが選んだ贈り物』です。 清酒、黄桜酒造の2005年の、黄桜カッパ生誕50周年記念プレゼントの景品で、<黄桜オリジナル 河童の酒器セット>非売品です。 波佐見焼の徳利と猪口のセットで、大きさは、徳利が、高さ:15cm、径9cmほど、猪口が、径:7cm、高さ:4cmほどの波佐見焼の白磁に、小島功さんのイラストが絵付けされた「カッパ」がセクシーなお品で、ビミョーに形がアンバランスになっていますが、女性の曲線を意識したものでは?と思っています。 2005年09月10日〜2005年11月30日の消印有効の懸賞商品で、黄桜商品パックは900ml以上、瓶は1.8L詰の応募シールを、10枚集めて送ると、もれなく、この商品がいただけたというものです。 この頃、黄桜酒造は、毎年、笠間焼や、有田焼、美濃焼、越前焼等の酒器セットを懸賞商品にしていますが、小島功さんの「かっぱ」のCMキャラクターがついていないものも多いようです。 黄桜が、「かっぱ」をCMキャラクターとして使い始めたのは、1955年(昭和30年)です。親しみやすく美味しい酒「黄桜」にふさわしいキャラクターを、清水崑さんが描くマンガ「かっぱ天国」に出会ったのがきっかけでした。 清水崑さん時代のCM 小島功さん時代のCM 1974年に、清水崑さんから、二代目作者の小島功さんへと受け継がれ、今や黄桜といえば「かっぱ」といわれるほど広く親しまれています。 「カッパ家族」 カッパの好きなもの、嫌いなものは、 人の尻子玉(魂)が大好き。 きゅうりが大好き。 お酒が大好き。 相撲が大好き。 金気が大嫌い。 ひょうたんが苦手。 だそうで、「お酒が大好き」ということで、黄桜が、CMキャラクターに選んだのでしょうね。 小島さんは、すでにご高齢になっていますが、ご健在で、1956年から、連載を始めている「仙人部落」、1984年から連載の「ヒゲとボイン」は、今でも連載中で、私も、好きな漫画の1つです。 波佐見焼は、長崎県東彼杵郡波佐見町で焼かれる磁器で、窯元数が、110ほどもある焼き物の産地ですが、工業化、分業化が進んでいて、所謂、「作家物」ではなく、一般汎用品を多く生産しています。 この作品が幾つくらい生産されたのかは、わかりませんが、楽しい酒器が手に入ったと喜んでいます。 (記 : 2012年8月23日)
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