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萩焼(はぎやき)の長州窯、中村昇龍作の水指です。 「昇」 大きさは、径:16cm、高さ:18cmほどで、四方桟共箱付きです。 中村昇龍作の作品は、ネットでも見ることがありますが、中村昇龍さんは、多分、もうお年になられている作家さんではないか?と思われ、「長州窯」、「中村昇龍」でも、ネット検索でヒットしませんでしたので、作家や、窯の詳細は、よくわかりません。 ただ、お品は、しっかりとしたものですし、力作と思いましたので、煎茶用の水指として、購入しました。 こうして、お道具を並べてみると、この水指の存在感がわかりますね。 尚、煎茶道では、このような茶道と同じ水指を使う流派もありますが、下のような「水差し」を使う流派が主流です。私の場合、お道具は、小笠原流 を基本にしたいと思っていますので、茶道用のものにしました。 小笠原流の煎茶道具 ★ 水指とは ★ 水指(みずさし)とは、茶道の点前で、茶釜に水を足したり、茶碗や茶筅を洗う水を蓄えておくための器で、水差し、又は、水器とも呼ばれることがあります。 陶磁器製(焼物)のものが多く、そのほかにも、曲物・塗物など木工品や金物などもあります。焼物の水指では、蓋が一緒に(同じ焼物で)作られているものを共蓋と呼び、別に塗物で作られているものは、塗蓋と呼んでいます。 ★ 水指 いろいろ ★ 水指には、形状や、素材によって様々なものがあります。その幾つかを、ご紹介いたしましょう。 曲物の水指 塗物の水指 手桶釣瓶水指 桶側水指 平水指 銅製の水指 (記 : 2014年10月29日)
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