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宮下紫草作・霧島焼の茶碗

宮下紫草作、霧島焼(きりしまやき)の、窯変茶碗です。

霧島焼











大きさは、径:11.4cm、高台径:5.3cm、高さ:6.8cmほどの抹茶碗で、共箱付きです。

霧島焼は、戦後、宮下紫草さんが、鹿児島県大口市に築窯して出来た焼き物で、宮下紫草さんが、京都清水焼の浅見五郎助さんの元で、修業されていましたので、京焼の流れを汲んでいます。

主に、白薩摩系の作品と、窯変の作品が多いようです。

市場では、あまり見掛けない焼き物で、珍品が手に入って、喜んでいます。

下の茶碗は、ネットで唯一みつけた霧島焼の窯変茶碗です。窯印、箱書きの筆跡も一緒です。



★ 作家 プロフィール ★

 宮下紫草   本名:猛 (1899−1987)

1899年(明治32年)生まれ。

京都清水焼の作家、浅見五郎助に陶芸を学び、将来を嘱望されていた。

1935年、陶芸振興のために鹿児島県工業試験場に招かれた。

戦後、鹿児島県大口市に、霧島焼 を築窯し、京都風の優雅な作品で、薩摩焼の陶芸界に新風を吹き込みました。

1987年 永眠
                                               (記 : 2015年7月23日)

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