旅するところ、焼き物・骨董あり!                                                                       <<<焼き物・骨董情報サイト>>>

トップへ  当サイトでは、筆者が、世界中を旅したところで集めた焼き物・骨董品を、
エピソードと共に、その起源や、特徴を、ご紹介しています。意外な場所に、
意外な、お宝があるものです。画像と共に、うんちくも、お楽しみください。 

備前焼の片口鉢とぐい呑み

2002年の備前焼祭りに出掛けた際に、購入した片口鉢ぐい呑みですが、私の愛用のセットです。



特に、片口鉢は、微妙な楕円形と、微妙な口の捻りが、抜群の角度になっており、これに、常温の日本酒入れて、ぐい呑みで飲むのに、最適です。

最近の片口鉢は、料理の向付けを出したりするのに、使われて、片口から汁等を出すことなく、片口が飾りの
ようになっているものが、多い中、この片口鉢は、お酒を注ぐのに、バッチリの設計になっています。

辛口の日本酒は、常温のものを、こういった酒器でいただくのは、おつなもので、お酒が進んで困るくらいです。(笑)

片口鉢は、白備前系の土で、火襷が掛かっており、一般的な備前焼ですが、この形は、中々、見ることは出来ません。

日本酒を飲む時には、いつも、愛用していますが、これからも、大切にして、使っていきたいと思っています。



作者は、陶印から、陶向窯山根彰正(やまねあきまさ)さんのものだと思います。

その片口鉢とペアを組んでいるのが、2つのぐい呑みで、1つは、窯変に火襷が入ったもので、私が主に、使用しており、もう1つの白備前土に火襷の入ったものは、家内の愛用のものです。


                                          私の愛用のぐい呑み






                       家内愛用のぐい呑み

この3つの酒器は、同じところで買ったようで、お箱等はないのですが、お揃いの 作家のものですので、日本酒をいただく際には、普段使いであって、ちょっと風流な感じで、これからも、長く使って行きたいと思っています。
                                              (記 : 2008年4月30日)

Copyright (C) ともさんの焼き物・骨董紀行  All Rights Reserved 
















inserted by FC2 system