2002年の備前焼祭りに出掛けた際に、購入した片口鉢とぐい呑みですが、私の愛用のセットです。
特に、片口鉢は、微妙な楕円形と、微妙な口の捻りが、抜群の角度になっており、これに、常温の日本酒入れて、ぐい呑みで飲むのに、最適です。
最近の片口鉢は、料理の向付けを出したりするのに、使われて、片口から汁等を出すことなく、片口が飾りの
ようになっているものが、多い中、この片口鉢は、お酒を注ぐのに、バッチリの設計になっています。
辛口の日本酒は、常温のものを、こういった酒器でいただくのは、おつなもので、お酒が進んで困るくらいです。(笑)
片口鉢は、白備前系の土で、火襷が掛かっており、一般的な備前焼ですが、この形は、中々、見ることは出来ません。
日本酒を飲む時には、いつも、愛用していますが、これからも、大切にして、使っていきたいと思っています。
作者は、陶印から、陶向窯の山根彰正(やまねあきまさ)さんのものだと思います。
その片口鉢とペアを組んでいるのが、2つのぐい呑みで、1つは、窯変に火襷が入ったもので、私が主に、使用しており、もう1つの白備前土に火襷の入ったものは、家内の愛用のものです。
私の愛用のぐい呑み
家内愛用のぐい呑み
この3つの酒器は、同じところで買ったようで、お箱等はないのですが、お揃いの
作家のものですので、日本酒をいただく際には、普段使いであって、ちょっと風流な感じで、これからも、長く使って行きたいと思っています。
(記 : 2008年4月30日) |