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エピソードと共に、その起源や、特徴を、ご紹介しています。意外な場所に、
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香道を楽しむ(聞香編)

2008年の大河ドラマ篤姫」で、ともさかりえが演じる「お近」さんが、嗜んでいた香道で、香木を焚いて、香りを楽しんでいる場面を、覚えておられる方も、おられるかと思います。

ウィキペディアによると、「香道は、香木が推古天皇3年(595年)に、淡路島に漂着してから、宗教的(主として
仏教)に利用されてきた香木を、炷き、香りを聞いて鑑賞するものとして利用するようになり、結果として日本
独自の芸道として発展した。特に、香木の香りを聞き、鑑賞する「聞香」、さらに香りを聞き分ける遊びである
「組香」として体系化したものである。」とありますが、私は、「香木が、淡路島に漂着した」というのは、疑わしいと思っています。

ここで、香木といっているのは、「沈香(じんこう)」のことですが、沈香は、水に沈むと言われていますから、漂着するというのは、ちょっと説明が付かないのでは?と思うのです。

いずれにしても、香木で有名なのは、東大寺正倉院に保管されている、長さ156cm、最大径43cm、重さ11.6kgという、巨大な香木「黄熟香」(おうじゅくこう)(「蘭奢待」(らんじゃたい)という、その文字の 中に"東・大・寺"の名を隠した雅名でも呼ばれています。)であり、「これは、鎌倉時代以前に日本に入ってきたと見られており、以後、権力者たちがこれを切り取っている。室町幕府8代将軍足利義政、織田信長、明治天皇の3人は、付箋によって切り取り跡が明示されている。」と、ありますから、香木の歴史は、かなりのものであることは、間違いないようです。

実は、何故、私が、ここで取り上げているか?と言えば、私が、「沈香」を持っているからなのです。20gほどの小さなものですが、今では、大変貴重なものになっています。

ここで言う香木は、主に、沈香(伽羅)白檀ですが、伽羅は、沈香の最上級のものですので、基本的には、
沈香です。沈香は、東南アジアのベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア辺りで取れる沈丁花科の植物が
傷とかを修復するために、樹脂を出し、それが蓄積されたものではないかと言われています。

白檀は、もっと一般的にあり、その香りは、熱を加えなくても、発するくらいで、香木として、西洋でも珍重され、ポルトガルやスペインが東南アジアを侵略した際には、真っ先に搾取されたことで、有名です。

私は、インドネシアの友人から、沈香を分けていただきましたが、現在は、無断採取禁止になっていますし、無断での国外への持ち出しも禁止になっています。

まぁ、あまり堅苦しくならず、その精神を楽しむというのが、私のモットーですので、香道の初心者キットを買って、楽しむことにしました。

まず、聞香の簡単な方法が、イラストで紹介されていましたので、イラストで紹介するのが、一番わかりやすいのではないか?と思い、イラストを、勝手に拝借させていただき、コピペさせていただきました。



私も、この手順で、試してみましたが、初心者キットには、伽羅、沈香、白檀の3種類の割り裂いたピースが
入っており、これを基準に、私の沈香を嗅いでみました。


香木(伽羅・沈香・白檀)、火道具(火箸・銀葉挟・灰押)
聞香炉・銀葉・香炭団・香炉灰のセットです。

私は、2本の沈香木を持っているのですが、そのうちの1本は、伽羅と言っても良いのではないかと思うような
感じでした。色々な人に嗅いでいただいて、確認してみたいと思っています。

それから、下で紹介する方法で、ほぼ直接、香木に火を当てるやり方があります。「空薫」(そらだき)という
方法ですが、お焼香のように直接、強いにおいが出ますので、聞香のように、繊細な香りを楽しむというわけ
には、いかないようです。




                                             (記 : 2009年1月19日)                                            

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