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七輪陶芸って何?
七輪陶芸とは、陶芸家の吉田明さんがその著書の”すべてができる七輪陶芸”で七輪陶芸のやり方が 紹介されて以来、日本各地で愛好者が出来て、ネットでも色々な方々がその魅力を紹介されている七輪を 窯に使った焼き物作りの方法です。 私は、この本が出版されてすぐの頃、何気なく本屋さんで、この本を見つけて、子供たちとはじめてみました。 最初は、粘土も、山から掘ってきて、釉薬も、自分で灰から作る、原始的な方法でしたが、そのうち、ネットで 土や釉薬が簡単に手に入ることを知って、だんだんとのめり込み、小さなクラブを作って、一緒に七輪陶芸 を楽しむようになりました。 七輪陶芸のやり方は、東京都青梅市在住の陶芸家吉田明先生の著書「すべてができる七輪陶芸」(双葉社刊)で、詳しく紹介されていますので参考にしてください。 七輪陶芸の概略は、現代日本の社会、文化を広く世界に紹介している平凡社発行の”にっぽにあ”の32号でも 下記のように紹介されており、ご参照ください。 七輪陶芸は、窯の代わりに、七輪を使い、ドライヤーを使うことで、焼成温度を1300度以上まで上げる という本格的な陶磁器を作成する方法ですが、作品は、七輪に入る大きさのものに限られ、経験上、 お皿のような形状のものは、難しいようです。 急に温度を上げたり、急冷することもあるので、温度変化に耐えられず、ひび割れて、失敗するものが多いし、 釉薬を使うと、酸化と還元の調整が難しく、中々、思い通りの作品が出来ないのですが、それもまた趣向で、 楽しみの1つでもあります。 利点は、焼成に時間が掛からないことで、急げば、3時間ほどで作品が出来るという手軽さで、皆で作品を 焼いて、その後で、その日に作ったぐい呑みで、一杯やりながら、談義にふけるというのが、たまらないお楽しみ となっています。 私の場合には、終わったあとの、反省会(飲み会)が楽しみでやっているようなものですね。(笑)
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