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改良版・七輪陶芸窯に挑戦!B

2010年7月24日、ついに、取り寄せていたサヤ鉢が届き、本焼きの実験へと進むことにしました。

構想としては、窯内にサヤ鉢を入れて、その中に、本焼きをするものを入れて、焼き上げるというものでした。サヤ鉢のサイズもぴったりで、後は、高温に耐えられるか?どうか?というところです。



いきなり、成功するとは、思えなかったので、今回は、先日の素焼きの時に、ヒビの入った有田磁土で作った酒盃に、辰砂釉を掛けることにしました。



辰砂釉を、糊を入れた水で溶いて、市販の辰砂釉で、どぶ漬けにしたのですが、素焼きの作品が、乾燥し過ぎていたみたいで、釉薬が厚く付いてしまい、釉垂れが心配です。通常、スポンジで、少し、湿らせてから、釉掛けをすべきなのですが、すっかり、忘れていました。(笑)



乾燥させた後、七輪に火を起こして、七輪いっぱいまで、炭を加えました。追加で、燃料を入れることが出来ませんので、目いっぱいに入れておきました。



その上に、サヤ鉢、その中に作品、そして、コンクリートの外窯部分を乗せました。



サヤ鉢の上に、棚板用の板を乗せて、サヤ鉢の上にも炭を乗せられるようにしました。



そして、炭をいっぱいにして、コンクリート製のカバーを付けて、いよいよ、本焼きの開始です。辰砂釉は、還元焼成ですので、棚板の上にも、たっぷり炭を乗せることにしました。



30分程は、自然に温めて、温度の上昇を待ち、煙突穴から、火が見えるようになったら、いよいよ、ドライヤーの登場で、温度を上げていきます。

しかし・・・・・・

何やら、内部で、不吉な音が・・・・・・・

「ボス、ボス」と、何かが爆発するような音がしました。嫌〜〜〜〜な予感ですが、炭が高温になってきて、割れていると思いたい音でしたが、サヤ鉢が、高温に耐えられなくて、割れたかも?(涙)



ドライヤーを少しずつ、近づけて、いよいよ、クライマックス!!!

煙突穴から、火が噴き出してきて、本焼きらしくなりました。

今回は、この窯で、釉薬が解けるくらいまでの温度に達するか?というのが目的でしたので、15分程度は、ドライヤーをマックス状態で、保持してみました。

その後、徐冷していきましたが、コンクリート製のサヤ部分は、高温の為に、大きなひび割れが発生していました。中に鉄筋を入れておきましたので、破壊は免れましたが、やはり、コンクリートには、辛い温度なんですね。



蓋カバーを開けるのに、時間が掛かりましたが、2時間後に開けてみると・・・・・・・・



どうやら、サヤ鉢と、棚板は、大丈夫そうです。すると、期待が・・・・・・(笑)

しかし、結果は、



本焼きをしたもの自体が、粉々に、割れていました。

恐らく、釉薬を掛けてからの乾燥時間が少なくて、水分を吸収していたのに、炭がなくなるのを恐れて、早めに温度を上げたことが原因と、考えられます。



また、辰砂釉が充分溶けたかも、不明ですね。

しかし、今回は、大きな進歩でした。私の構想が、そんなに大きく狂っていなかったことが、証明されたからです。

次回は、割れにくい「グレー御影石土」で、素焼きしたもので、成功に持っていきたいと思っています。お楽しみに!(笑)  次回へ
                                               (記 : 2010年7月24日)

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