★ 七輪陶芸の楽しみ方 ★
私が、七輪陶芸を最初に、始めた頃が、粘土も近くの山から、取ってきたものでしたし、釉薬も畑の灰から
作ったものです。基本的に、どこにでも、そういった材料はあります。
ただ、最近は、ネットが発達して、材料が簡単に手に入るようになり、苦労も減っています。
最低限、必要なものは、粘土だけでしょう。あとのものは、あった方が、やりやすいので、次の小道具を、
ご紹介します。
まず、粘土は、とてもお手頃価格の陶芸用粘土のお店「泉陶料」
さんのものをご紹介します。(安い!)
陶芸用粘土のお店「泉陶料」 |
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白土
当店を代表する粘土で、人気ナンバー1の粘土です。焼き上がりは酸化・還元焼成ともに白く、色つきの釉薬の発色に冴が出ます。
また、どのような細工にも適し大変使いやすい土ですので、当社のスタンダードな粘土として広く使われており、学校などでの教材用粘土としても最適です。
用途:多用途(色々なものにお使いいただけます)
フルイ目:40メッシュ
『目安』焼成温度:1160〜1230℃ |
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炎色土
その名の通り焼成すると鮮やかな炎色がつく土です。その特徴は穴窯や登り窯などの薪窯で焼成すると顕著に現れます。もちろん電気・ガス・灯油などの窯でも炎色を出すことは可能です。この土は原土を手作業で選別し、それを粉砕して精製していますので、よりいっそう手造り粘土の味わいが出る土です。
数量:10キロ
用途:花器など多用途
フルイ目:40メッシュ
目安焼成温度:1220〜1300度 |
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特級磁土
天草陶石の最高原石(皿山陶石100%)を使用した特級品です。透明感はもちろんのこと、焼成色はあくまでも白く造り腰、焼き腰も強く焼成幅も広く、大変美しい磁器土です。
数量:10kg
目安焼成温度:1250〜1280℃
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初心者は、まず、白土で、基本をしっかりやることです。粘りもあって、成型しやすいですし、素焼きの時でも
壊れにくいので、おすすめです。しかも、安いので、失敗が出来ます。(笑)
炎色土は、備前焼風の焼き締めや、自然に灰釉が掛かったり、炎が掛かると赤くなったりするので、偶然の
産物が出来やすい土です。
磁土は、成型もしにくく、割れやすい土で、処女を触るかごとく扱わないと、うまくいきません。上級者向きです
ので、初めから挑戦するのは、?マークです。
あとは、荒めの土は、収縮に強いので、初心者には、おすすめです。
小道具類や、釉薬は、陶芸ドットコムさんや、陶芸ショップコムさんが、品揃えも多くて、おすすめです。
初心者が、陶芸をはじめる際に、特に欲しいものを、ご紹介します。
陶芸ドットコム 陶芸ショップコム |
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初心者7点セット
平線かきべら1、成形カンナ1、線描べら1、切り弓1、仕上げ用皮1、
竹べら1、切り針金1、ビニール収納ケース |
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樹脂製手ろくろ
手びねりの成形や釉掛け、絵付けなど幅広い範囲で使用します。軽量ですので持ち運びが便利です
サイズ |
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φ200×H35 |
重量 |
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約300g |
特徴 |
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プラスチック製で非常に軽量です。 |
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取り合えず、粘土と、初心者セット、樹脂製の手ろくろがあれば、4000円程度のお金ではじめることが、
出来ます。
この程度の初期投資であれば、途中で諦めても、損は少ないですね。(笑)
続けたいと思うと、これから先は、夢がどんどん大きくなって、次から次へと、物が揃っていくのが、不思議です。
七輪陶芸をやっているところや、道具の使い方は、「七輪陶芸の制作方法」をご参照ください。