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最近、我が家にも、「オール電化」の売込みがきています。 「オール電化」の売り込みポイントは、次の4つのようです。(関西電力HPより) @ オール電化は、環境にやさしい 空気の熱でお湯を沸かすエコキュートなら、使用する電気の3倍以上の熱エネルギーでお湯を沸かす から、とっても省エネ。また、CO2排出量も大幅に減らせます。 A オール電化は、とても経済的 オール電化ならではのおトクな料金プランと、空気の熱を利用する高効率なエコキュートを併せること で、大幅な省コストを実現します。 B オール電化で、安心生活 オール電化は火を使わない生活。お子さまから高齢者の方まで安心して暮らしていただけます。 充実した安全機能で、うっかりの時、もしもの時も安心。 C オール電化で快適生活 キッチンも、浴室も、リビングも、オール電化の暮らしなら、お掃除・お手入れラクラクで、空気も汚れず、 お部屋も清潔。一年中、家の中が快適! しかし・・・・ 私の印象では、特に、BとCの理由、特に「お掃除・お手入れラクラク」で、オール電化を選んでいる人が増えてきているような気がして、大変危惧していることがあります。 人間が、他の動物と違うことは、 @ 言葉を話したり、書いたり出来ること。 A 道具を作ったり、使えること。 B 火を取り扱えること。 C 二足歩行ができること。 です。 我々が、子供の頃は、学校は、石炭ストーブでしたし、家では、かまどで薪を使っていましたし、お風呂も五右衛門風呂で、薪で焚いて沸かしていました。 火と接する機会が、毎日の生活の中にあったのです。 最近は、焚き火も、見かけなくなったというか、焚き火をすると怒られる時代になっています。 これで、料理をするのにも、火を使わなくなったら、人間が他の動物と違う能力である、「火を取り扱うことが出来る」能力が、人間から、奪われてしまうのではないだろうか?と心配になってきます。 最近の子供は、小刀が使えないというか、使わせてもらえないので、竹細工、1つ作れません。親が、「道具を使う能力」を奪いつつあるのです。 焚き火で、焼き芋もダメ、マッチ(すでに死語か?)や、ライターも使わせてもらえない・・・・ もう、すでに、キャンプファイヤーの火も点けれない、飯盒炊爨も出来ない子供たちばかりになっているのでは?と心配です。 「オール電化」は、停電はしないという前提ですから、停電したら、そういう人間は、何も出来ないのです。 火を取り扱うことは、経験を積むしか、火をうまく取り扱えるようにはなりません。 私の妹は、魚は捌けない、料理はきらい、キッチンが汚れるのがいや、ですから、当然、「オール電化」を、選んでいますが、焼魚は、フライパンの上で、作るんですよ。 焼き魚くらいは、焼いた魚を、旦那さんに出して欲しいなと思っています。 我が家は、当然、頑固者の、「ファイヤー派」です。(笑) (記 : 2010年2月14日)
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