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法務省は、2010年2月19日、今国会提出を目指す選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正案をまとめ、民主党に提示しました。 それによりますと、結婚する際に、同姓にするか、別姓にするかを選択し、別姓を選択した場合、子供は、どちらかの姓をその時点で選択するというものです。 うむむむむむ・・・・・・ 私は、夫婦別姓の議論には、違和感があります。 まず、第一に、夫婦別姓にする必要性が、見当たらないということです。 同姓にしたことによって、何らかの不利益があるのであれば、改善する余地はあると思いますが、夫婦同姓のデメリットが何かあるのか?と言われれば、答えようがありません。 それよりは、別姓によるデメリットの方が、大きいのでは?と思います。 この選択的夫婦別姓制度が採用されたとして、子供をお母さんの姓とした場合、1つの家族の中に、お父さんと、お母さんの家族が住んでいる感じになります。 お父さんの存在感は、全くなしですよね。(笑) 子供も、「いずれは、お母さんが離婚して、連れて行くんだな!」と、口に出しては言わないけれど、その覚悟ができてくるのでは?と思います。 まぁ、これは、言い過ぎかもしれませんが、家族の中に別々の姓の人間が暮らしているというのは、不自然ですし、子供の姓が、どちらかの親の所有権を表しているような印象は、拭いきれません。 しかも、私には、夫婦別姓を選択する人は、「結婚する際に、すでに別れた時のことを考えているようなもの」だという風に思えます。(笑) これから、長いお付き合いをしていくパートナーを選んだはずなのに、結婚する時点で、別れた時のことを考えているというのは、何とも言えません。 この問題は、確かに、「法律上の夫婦と、実際の夫婦が違っている場合」や、「事実上離婚状態になって、別居して、夫又は、妻の姓を使わざるを得ない人たちの場合」等では、理解できないことはありませんが、あくまで、例外的な問題ではないか?と思います。 かといって、そういった問題で、苦しんでいる人たちを、例外だからといって、そのままにすることは出来ないと思いますので、法律がこうだからといって、雁字搦めに法律で縛るのではなく、法令の運用によって、問題を解決してあげればいいのではないか?と思います。 実際に、「例外のない法律はない」のですから、夫婦同姓で、不都合を生じている方々には、法令の運用で、フレキシブルに対応すればいいのでは?と思っています。 この問題は、亀ちゃんが、反対しているようですが、私も、少子化対策にも逆行しているような印象があります。結婚して、子供を作り、育てることが、日本の将来を支えてくれるわけですから、「当たり前に、つがいになり、当たり前に、子孫を残す」という動物の原点に戻って欲しいなと思っています。 (記 : 2010年2月21日)
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