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2011年4月末に発生した焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」での集団食中毒事件で、幼い命が経たれたのは、悲しい出来事ですが、ここには、自己判断が出来なくなってきている日本人の危うさも感じました。 まず、びっくりしたのが、問題になっている「ユッケ」の値段です。 280円だそうですが、これは、誰がどう考えても、あ・や・し・い値段です。 ユッケは、ご存知のように牛肉の生です。しかも、生卵が添えてあるのが一般的で、実は、私の好物でもあります。 牛肉の生というのは、安全かどうか?は、最も気を使うところで、好物であるが故に、当たることも覚悟しなければいけません。 その覚悟の上で食べているユッケが、たったの280円であれば、これはおかしいと思うのが、当たり前で、亡くなったお子さんには、大変申し訳ないですが、何故、親が、こんなものを子供に食べさせたんだろう?と素直に感じています。 私に、言わせれば、こんなあやしいものを平気で食べさせる親がどうかしている!ということになるのですが、最近は、親が悪いのではなく、提供しているお店が悪いということになっているようです。 私は、前々から、表示に頼る最近の日本人は、おかしいと主張していますが、今回の事件も、自己判断できない最近の日本人の例と言っていいのだと思います。 簡単に言えば、「毒」だとわかっていても、表示に「毒ではない」と書いてあるだけで、食べてしまうのが、今の日本人だということです。 このブログは、株式投資に関するブログですが、株価が安いのに、おいしい株主優待をしているところなどは、必ず、警戒して投資をしていますよね。 私が、「ここは安全!」だと書いても、それを信じて、その株を買う人はいないでしょう。(笑) 「安いものには裏がある」というのは、常識中の常識です。 私は、広島名産の牡蠣も大好きなのですが、いつも食当たりしていました。食当たりすることがわかっていても、牡蠣を食べていましたが、食べ物を食べるというのは、それだけ大きなリスクをしょっているということです。 牛肉は、腐りかけが一番おいしいと言います。食いしん坊の私は、目の前に280円のユッケがあったら、「お酒が消毒してくれる!」とか言って、リスクを取って食べていたかもしれませんが、少なくとも、子供たちには、食べさせることは、しなかったと思います。 自分の子供が死んでしまった後、お店の責任だと言っても仕方がないことですので、「安全・安心」は、自己判断できるように、日頃から考えてもらいたいものだと、今回の事件で感じた次第です。 (記 : 2011年5月7日)
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