毒舌家ともさんの辛口評論だよ〜〜〜ん!                                         <<<辛口評論サイト>>>

トップへ  当サイトでは、筆者が、自らのブログの辛口コラムで取り上げた、辛口の評論・意見を中心にまとめ、世論に惑わされない見解を、ご紹介しています。
おやっ?と思うこともあると思いますので、ご一読ください。 

イラク戦争と小沢・検察戦争

イラクに駐留するアメリカ軍は、オバマ大統領が、2010年8月30日に、終結宣言を出して、引き上げることになりました。

2003年3月の開戦以来、イラク人の犠牲者は、10万人以上、アメリカ兵(契約雇員含まず)が4000人以上の犠牲を出して、得たものは何なのか?

アメリカの攻撃理由は、

@ イラクが大量破壊兵器を保有しており、世界を危険に脅かしている。
A 2001年の9.11の首謀者アルカイダと繋がっている可能性がある。

というものでした。

どちらも、曖昧な理由でしたので、フランス、ロシア、中国の安保理常任理事国に加えて、ドイツが、強烈に反対 する中、同盟国のイギリスと共に、攻撃を開始したのです。

まさに、国連なんて、あってもないのと同じなんです。

結局、 真の理由は、9.11に怒った赤猿ブッシュが、振り上げた拳を下すことが出来なかった(冷静になれなかった)のが、誰一人として、救われたものがいない戦争を、始めた理由です。

大量破壊兵器はなく、イラクのアルカイダとの関係がないこともわかり、はだかの王様のご乱心で、多くの人々が、犠牲になったのです。

イラクは、元々、歴史のある、文明を持つ独立国家 であり、アメリカのような成り上がりの国に、偉そうに文句を言われる筋合いはないのです。

多くのイラク人は、早く、アメリカに出て行ってくれと言っていますし、誰ひとりとして、感謝しているイラク人はいません。「何のために、イラクで戦争をし、何を勝ち得たのか?」と言われれば、「Nothing」という答えなのではないでしょうか?

この戦争の為に、 巨額の日本の税金も投じられました。世界全体としてみると、どれだけの苦しんでいる人を救うことができたか?といわれるくらいの膨大なお金を費やしています。

ここで、私が申し上げたいのは、誰が責任を負うのか?ということです。

「間違っていました。御免なさい!」では、済まないことです。

取り返しもつかないことをしておいて、誰も責任を取らないのでは、おかしいと思うのは、私だけではないと思います。

しかし・・・・・結局、犠牲者は、泣き寝入りするしかなく、責任は、曖昧なまま、消されてしまいそうです。

もう1つの戦争である、小沢・検察戦争を見てみましょう。東京地検特捜部は、小沢さんの政治資金に関しても、かなり強引なやり方で、捜査を組み立てて、起訴しています。

小沢さんの政治生命に影響すると思い、捜査協力をしていた 石川被告は、一転して、無罪を主張する方針に変更するそうです。

最近の検察のやり方は、世論に押されて、強引なものがある と再三指摘していますが、徹底的に争って、嫌疑不十分になったら、どうするんでしょうね?

まぁ、今回、小沢さんは、民主党代表選挙で、世論に負けて、敗れていますから、もう気にしないで、検察の口車に乗せられて供述した部分で、供述調書の信用性を争うことになるのでは?と思います。

あくまで、仮の話ですが、一連の関係者が、すべて嫌疑不十分で、無罪になったら、どうするんでしょうね?

検察は、あれだけ、マスコミに情報をリーク しているのですから、それを報道したマスコミも同罪ですが、「御免なさい」では済まされないと思うのですが、イラク戦争と同じで、誰も責任を取らないことになりそうな予感がします。

ある意味で、怖い世の中になったもの です。事情を知らない人たちが、マスコミを信じて、自分も事情を知っている気分になるのですから・・・・・自分が、厚労省の村木さんのような当事者になったらと思うと、くわばら!くわばら!(死語か?(笑))

追記 : 検察がここまで意固地になるのは、贈収賄事件として立件出来なかったことに対する、 面子だけだと思います。
                                                (記 : 2010年9月20日)

Copyright (C) ともさんの辛口コラム  All Rights Reserved 
















inserted by FC2 system