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おやっ?と思うこともあると思いますので、ご一読ください。 

八方美人はダメ!

2010年11月、国会では、柳田法務大臣の辞任に続き、仙谷官房長官と馬淵国土交通大臣の問責決議案が可決されています。

まぁ、一連の国会の論争をみても、とても、この人たちに国政を任せていいのだろうか?と思うような、「言葉尻りを捉えた、足の引っ張り合い」は、目を覆うばかりです。

女性の方には、申し訳ございませんが、こういうのを、「女の腐ったような奴」と言って、成人男子のすることではないとされてきました。

自民党も、民主党も、自分のことだけを考えていて、とても、国民全体のことを考えて、時間を有効に使っているとは思えませんので、何とかしてもらいたいものですね。

民主党に、一旦政権を任せてみようということで、政権交代が起こりましたが、現実は、あまりに酷く、唯一やったことと言えば、鳩山さんが、強引に押し通した子供手当ての実施くらいでしょう。

あれもやります、これもやります」と、八方美人的に、誤ったメッセージを送った為に、水俣病、原爆症、障害者、B型肝炎、農業・漁業従業者、失業者・・・・・民主党は、すべての困っている人たちを助けてくれると勘違いされた方は多く、このままでは、日本の財政は破たんに陥るでしょうね。 (注1)

菅政権に入ってからでも、7月には、国家公務員の人件費削減を公約していながら、結局、人事院の勧告通りにして、先延ばし、国会議員の定数削減も、全く進んでいません。今度は、配偶者控除の廃止も、どうやら、出来そうもありませんね。

企業・団体献金の禁止も、棚上げですし、今では、各大臣は、完全に省庁の利権を守る代表者になってしまって、政治主導は、完全にどこかへ行ってしまっています。

自民党に戻ったからといって、変わることではありませんが、多くの人は、「こんなはずではなかった」と思っているに違いないと思います。

それは、何故か?と言いますと、「やさしい人」が、総理大臣になっているからです。自民党時代とは、質の違った政治をするというのであれば、かなり強引に変えていかなければならないので、それに耐えうる人にすべきですが、鳩山さん、菅さんともに、八方美人で、「皆の意見を聞きましょう」では、高度な政治判断というのは出来ません。

我々は、我々では出来ない高度な政治判断をしてもらう為に、国会議員を選んでいるわけで、皆の意見を聞いて決めるのでは、私だって出来ることで、国会議員など要らないのです。

どこかに恩恵が渡るようになれば、どこかがその犠牲になっているわけで、すべての人が、ハッピーということはありえないのですから、国を潰す八方美人は、もういい加減にしてもらいたいものだと思っています。

このままでは、ギリシャやアイルランドと同じような財政破たん国家になるまで、そんなに遠い将来のことではないという自覚を持ってもらいたいと思っています。(現在の国債及び借入金債務高は、908兆8663億円で、国民の金融資産1400兆円に達した時が、Xデイです。)

注1 : 特に、B型肝炎訴訟では、補償に、3.2兆円もの財源が必要です。これは、消費税1.6%分に
     当たります。
                                              (記 : 2010年11月28日)

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