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おやっ?と思うこともあると思いますので、ご一読ください。 

ユッケ・生レバーが消えた!

2011年10月1日に施行された生食用牛肉の新基準で、焼肉屋さんの店頭から、ユッケや、生レバーが消えました

厚生労働省は、ユッケや、牛刺し、牛たたき、タルタルステーキなどを例示して、違反すると、懲役2年以下、または、罰金200万円以下の罰則を適用するそうです。(ユッケや生レバだけではないんですよ!)

私の大好きな、ステーキのレアも当然、該当します!(後記:ステーキは、該当しないそうですが、何故?)

まぁ、私の印象は、「バカも休み休み言え!」ですが、これが、日本の実態です。

不思議なのは、生の馬肉や、生の鶏肉がOK,ましてや、もっと危険な生魚である刺身がOKなことです。

ご存知のように、生魚を一般的に食べているのは、世界中で日本だけです

中国にも、特別な料理で、魚の生を食べる料理はありますが、一般的ではありません。あれだけ何でも食べる中国で、食べられていないのが生魚なんです。理由は、「当たる」からです。

かつおは、何故「たたき」にするか?ご存知ですか?

日本人の「食」の文化は、食中毒との闘いの結果で、その結果、色々なものの食べ方を学び取ってきたのです。

まぁ、それはさて置き、もしも、お隣の韓国が、「刺身は、危険だから食べてはいけない」と法律で決めてしまったら、日本人であるあなたはどう思います?

「ば〜〜〜かじゃないの? 日本人は、あれだけ食べているのに・・・・・」なんて、思うのではないでしょうか?

裏返すと、韓国の人たちは、今回の現象を見て、「日本人ってバカじゃないの? 我々は、何百年も食べているのに・・・・・」と思っているでしょうね。

今回の牛の生肉の問題は、厚生労働省の「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件を受けて、「何もしないわけにはいかないから」という、事なかれ主義の典型例でしょう。

もちろん、次に、生の馬肉で事故が起これば、同様の処置が取られるでしょうし、鶏肉であっても、同様の処置を取って、日本から、独自の文化を奪い取って行くのでしょうね。

ますます、「日本の常識、世界の非常識」を、事なかれ主義亡者の役人が、世論に訴えて、非常識化していくのでしょう。

また、怖いのは、今回の処置は、厚生労働省が決めたことです。もしも、この基準が悪くて、基準を守っていても、食中毒になったら、「国の責任」になるのです。

よく、民主党の若い閣僚が、軽々しく、「国の責任で」と発言していますが、自分のお金ではなく、「国民の税金で」補償しますと言っているのですから、彼らは、幾らでも、「国の責任で」と発言するでしょう。

今回のことは、本来、食べることの責任は、自己責任であるはずのものが、「国民の税金」で補償される仕組みを作っているのですから、自由の国、アメリカでは有り得ないことです。

マスゴミ派の国民は、早く、自分が、「国依存症」になっていることを自覚して、税金は、自分たちのお金であるという感覚を持って、何でも国に頼る姿勢は改めるべきだと思っています。(「マスゴミ」については、「レベルの低い日本のマスコミ」参照)
                                              (記 : 2011年10月15日)

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