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心外無別法

心外無別法 : しんげむべっぽう (訓読 : しんげにべっぽうなし)

すべての現象は、それを認識する人間の心の現れであり、心とは別に存在するものではないという意味です。(仏語)


出典は、「正法眼蔵」で、「三界唯一心、心外無別法(さんがいにただいっしんのみ、しんげにべっぽうなし)」とあります。(華厳経の中心的思想)

「三界」とは欲界、色界、無色界のことで、三界のすべての現象は、心によってのみ存在し、一つの心以外には法はないんだと説いています。



同じ現象であっても、「悲しい出来事」と捉えることも、「自分へのチャンス」と捉えることも出来ます。「すべてを決めるのは、自分の心だ、だから、心の持ちようによって、1度しかない、自分の人生を変えることが出来る」と解釈することもできると思います。

自己流の書体を確立しつつあった頃、100円ショップの半紙から、手漉き半紙のお試しセット を買って、その違いを知り、滲みやかすれを意識して、しかも、少し、バランスを崩して、全体でバランスを取る手法を取りはじめた初期の作品です。「和楽」という手漉き半紙に書いています。

適度のにじみとかすれが出ていて、100円ショップの半紙には出せない味わいが出ています。

記 : 2015年7月27日

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