我流ではじめた楽しむ「書」のコレクション!

天長地久

天長地久 : てんちょうちきゅう (訓読 : てんはながく、ちはひさしい)

「天地が永久に変わらないように,物事が永遠に 続くことのたとえ」ですが、永遠の世の平安を祈る言葉と捉えることができます。

出典は、老子で、『老子・七』に「天は長く、地は久し。天地の能く長く且久しき所以の者は、その自ら生きざるを以て、故に能く長生す。(天地が永久に不変であるのは、自らを生かそうという意識がないからである)」とあるのに基づいています。



永遠の世の平安」は、望ましいことではありますが、世の中、「無常」も、また、真実です。

天の長さ(高さ)は、無限であり、地も、どこまで行っても果てはありません。こういったスケールの大きな世界に我々はいるわけで、お互いを尊重し合うことによって、戦争のない平和な世界が、永遠に続くことを祈りたいものです。

この書は、横長文字と、縦長文字を組み合わせて、バランスを取ってみました。かすれを意識して、かすれの良く出る、「秀華」という半紙に書いています。

記 : 2015年7月28日

Copyright (C) マイ「書」コレクション  All Rights Reserved 
















inserted by FC2 system