我流ではじめた楽しむ「書」のコレクション!

一以貫之

一以貫之 : いちいかんし (訓読み : いちをもって、これをつらぬく) 

「終始一貫、信念を貫く」という意味であったり、「一つの事に専念するべきで、多岐 にこころが散漫になっては、何も得られない。」、「人間の正しい在り方とは、人生のいかなる場面においても、「仁」(思いやり・誠実さ)の精神を貫くことだ。」などとと解釈されます。(論語)

出典は、孔子の論語で、元々は、孔子の、一つのもの(仁)をもって、あらゆる事柄に対処していこうという信念を述べた言葉です。



私は、小学校4年生の頃に、将来は、設計士になるという目標を見つけ、そのまま、設計士へのコースを進み、定年をまじかにしていますが、この道1本の人生になりました。

この「一以貫之」は、「我が生涯を、一つの職業につらぬける人は幸せである。」という意味も持つそうで、そういう意味では、私のこれまでの人生は、幸せだったのかもしれません。

とは言え、頑固一徹な面があって、「行雲流水 」のような、物事に執着せず、淡々 として、自然の成り行きに任せて行動せよといった境地には、到底到達することは出来なく、頑固おやじ で人生を終わるのかもしれません。(笑)

この書は、自分の性格にあった題材を探し、太めの筆を使って、かすれを意識して書いた、初期のものです。

記 : 2015年9月18日

Copyright (C) マイ「書」コレクション  All Rights Reserved 
















inserted by FC2 system