★ 安定経営企業の株を選ぼう ★
株主優待株は、基本的に、長期投資で総資産を増やすことを目的にしていますので、長期投資といった視点で株を選ぶ必要があります。
近年は、新興企業でも株主優待制度を設けているところもありますが、安定経営という点ではどうでしょうか?
ライブドアもそうですが、浮き沈みがある企業の株は、株主優待投資には、向きません。
配当を、毎年増配している企業も、利益が減った時に、減配する確率が高く、おすすめできません。こういった企業の株価は、大きく動くことが多いからです。
また、株式分割を多くしている会社もおすすめできません。株式を分割するということが、会社が成長していると思われている方も多いと思いますが、分不相応な時価総額になることが多く、明らかに割高になるケースが多いからです。
ライブドアが端的な例ですが、マネーゲームには、現実をしっかり見れなくなるという点があるので、注意が必要です。ちなみに、管理人は、現在でもライブドアの株主でもありますから、冷静に見ることの必要性は身にしみています。
株式をひんぱんに分割している会社には、どう見ても会社の規模と、時価総額が離れすぎているものがあります。
株主優待株は、このような会社のような浮き沈みが大きい株は適さないということです。
ですから、株で2倍にも3倍にも資産を増やしたい人には、株主優待株投資は向いていません。
株主優待株は、基本的にローリスク、おいしいリターンを求める投資方法なのです。
それでは、安定経営をしている会社とはどんな会社なのでしょうか?
過去の企業の実績を見て、安定的に、収益を上げており、配当もほとんど毎年同じづつ出している企業が向いています。
セクターで言えば、食品、陸上運輸、商業系が多くなりますので、2000番台と9000番台を中心に選べばいいことになりますが、隠れたセクターは、化学です。特に、株主優待とは、関係が薄いような気がしますが、4000番台の企業には、中々良い優待を実施しているものがあります。
岩井証券は、口座開設から3ヶ月間、1日30万円まで手数料無料で、その後も激安価格でお得です