株主優待生活のすすめ
少額投資でも、企業から贈り物が届く、株主優待株から株式投資をはじめる方法をご紹介します。

繋ぎ売りの活用方法
怖〜い逆日歩を味方につけよう! 

  怖〜〜い逆日歩を味方につけよう!  

制度信用で、両建てをすると、怖いのが、権利確定付き最終売買日に掛かる逆日歩です。

同時決済をすると、逆日歩と、優待のどちらに価値があるか?という選択をさせられます。

しかし、最高逆日歩額を知ることによって、ただ、指をくわえて権利付き最終売買日を待つのではなくて、
「繋ぎ売り」を掛けて、利益を確定させることも出来ます。

最近の株主優待株は、権利付き最終売買日の近くになると、じわじわ下げる傾向があります。1週間前では
利益があったのに、じわじわ下がってきて、いたたまれなくなって、売り逃げる人もいるでしょう。

そういった時に、最高逆日歩と、利益を確定することを天秤に掛けると、逆日歩を払っても、価値がある」
ことがあります。

そういった、逆日歩を逆手に取る方法をご紹介します。

例えば、2100円の株を100株で、権利が取れるとすると、通常の銘柄の場合には、最高逆日歩が、10円
ですので、10円X100株X2日=2000円 が最高逆日歩額ですので、株価で、買値より20円高いところで、
信用売り を掛けてしまえば、 「繋ぎ売り」成ということになり、取引手数料だけで、株主優待の権利が
取れることになります。

つまり、20円以上の利幅が権利確定前に出来ているのであれば、繋ぎ売りをして、利益を確定させ、
優待の権利もいただいた方が、権利落ちの心配もしないで、お得ということになるのです。(いわゆる株主
優待のタダ取り
です)

ここで、上記の例の注意点を上げます。

まず、通常の銘柄とは、何か?ということです。逆に、通常でない銘柄を説明した方が良いかもしれません。

通常でない銘柄 とは、注意喚起通知銘柄と、申込制限措置銘柄申込停止措置銘柄のことです。

これらの銘柄は、通常の銘柄の2倍の逆日歩が掛かりますから、要注意です。

また、つぎは、逆日歩日数です。

上の例では、最短の日数の2日で計算しましたが、年末やGW、土日が含まれると逆日歩日数が長くなって
最高逆日歩額が多くなります。

ですから、最高逆日歩額の計算は、大変重要です。必ず確認するようにしてください。

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  最高逆日歩はこうやって計算する!  

権利付き最終売買日に掛かる逆日歩は、いくら覚悟しなければならないのでしょうか?それは、下記の
式の通りです。

最高逆日歩額 = 最高逆日歩 X 逆日歩日数

そこで、まず、最高逆日歩はいくらかということですが、次の表の通りとなります。(表は、「株主優待タダ取り
研究会」より引用)

株の売買単位が1株以外の最高逆日歩表

貸借値段1株につき 逆日歩金額(円)
売買単位が1株以外 通常 適用倍率
2倍
適用倍率
4倍
適用倍率
10倍
1円 500円 1.5 3 6 15
501円 1,000円 2 4 8 20
1,001円 1,500円 3 6 12 30
1,501円 2,000円 4 8 16 40
2,001円 2,500円 5 10 20 50
2,501円 3,000円 6 12 24 60
3,001円 3,500円 7 14 28 70
3,501円 4,000円 8 16 32 80
4,001円 4,500円 9 18 36 90
4,501円 5,000円 10 20 40 100
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株式単位が1株の最高逆日歩表

貸借値段1株につき 逆日歩金額(円)
売買単位が1株 通常 適用倍率2倍 適用倍率4倍 適用倍率10倍
1円 50,000円 100 200 400 1,000
50,001円 100,000円 200 400 800 2,000
100,001円 150,000円 300 600 1,200 3,000
150,001円 200,000円 400 800 1,600 4,000
200,001円 250,000円 500 1,000 2,000 5,000
250,001円 300,000円 600 1,200 2,400 6,000
300,001円 350,000円 700 1,400 2,800 7,000
350,001円 400,000円 800 1,600 3,200 8,000
400,001円 450,000円 900 1,800 3,600 9,000
450,001円 500,000円 1,000 2,000 4,000 10,000
500,001円 550,000円 1,100 2,200 4,400 11,000
550,001円 600,000円 1,200 2,400 4,800 12,000
600,001円 650,000円 1,300 2,600 5,200 13,000
650,001円 700,000円 1,400 2,800 5,600 14,000
700,001円 750,000円 1,500 3,000 6,000 15,000
750,001円 800,000円 1,600 3,200 6,400 16,000
800,001円 850,000円 1,700 3,400 6,800 17,000
850,001円 900,000円 1,800 3,600 7,200 18,000
900,001円 950,000円 1,900 3,800 7,600 19,000
950,001円 1,00,000円 2,000 4,000 8,000 20,000
                                 (2007年12月10日改定)     

そこで、上記の表にある、通常、適用倍率2倍、4倍、10倍とは、どうやって決まるのかというと、下記の表の
通りとなります。

適用条件 適用
倍率
適用期間
@配当、新株引受権等の権利付銘柄 2倍 権利落日6 営業日前から前営業日まで
A注意喚起通知銘柄 2倍 通知日の翌営業日から取消日の前営業日まで
B申込制限措置銘柄、申込停止措置銘柄 2倍 実施日から解除日の前営業日まで
@に該当しかつAまたはBに該当する銘柄 4倍 権利落日6 営業日前から前営業日までの期間かつAまたはBに該当している期間
異常な貸株超過状態が生じている銘柄 4倍 当社が指定する日から解除日の前営業日まで
極めて異常な貸株超過状態が生じている銘柄 10倍 当社が指定する日から解除日の前営業日まで

権利付き最終売買日は、上記の@に当たりますので、最低2倍の適用倍率になります。
また、キャンドゥをはじめとする株主優待株には、Aの注意喚起通知銘柄であったり、Bの申込制限措置銘柄
申込停止措置銘柄であることがありますので、確認が必要です。

AやBの銘柄であった場合には、4倍の適用倍率になります。

例として、2100円の銘柄で、注意喚起や制限が掛かっていなければ、表中の2001円〜2500円の欄の、
適用倍率2倍が当てはまりますので、最高逆日歩は、10円/日となります。
 



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優待タダ取りの両建てにも向いていますし、逆日歩の掛からない一般信用の売り建ても出来ます
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調べ物には、弱いところがありますので、他の証券口座と併用がおすすめです。

  逆日歩日数はこう決まる!   

権利付き最終売買日に掛かる逆日歩日数は、最低2日です。これは、決算の場合には、その処理に
2日取ることが決められているからです。

また、処理をする期間に、土日が含まれていたり、年末年始休暇等が含まれると、処理期間が暦日で長くなり、
逆日歩日数も長くなります。

処理日に土日が含まれる場合には、逆日歩日数は、4日となり、2006年の12月決算の銘柄では、
年末年始の休みが加わって、7日となりました。

逆日歩日数の確認は、大変重要ですので、必ず行ってください。

幸いにも、相互リンクしている、タダケンさんの「株主優待タダ取り研究会」の該当ページに出ていますので
確認されると良いかと思います。



松井証券の口座は、逆日歩のない一般信用の売り建てが出来ますし、子供口座も出来ておすすめです。


 
 


  繋ぎ売りをすべきかどうかの分かれ道   

最高逆日歩と逆日歩日数がわかれば、それを掛ければ、最高逆日歩額が決まります。

最高逆日歩額がわかれば、その金額が最悪の数字ですので、最悪のケースで得るものと、権利落ちの
リスクを天秤に掛けて、繋ぎ売りをすべきかどうかを検討すれば、良いことになります。

もちろん、いつも最高逆日歩が付くわけではありません。全く付かないこともあります。ですから、最高逆日歩
が付いた場合を想定していれば、一番安全側に立つことができます。

例えば、あなたの持っている銘柄が2100円台の株で、すでに、50円分の含み益を持っているとすると、
含み益は、5000円です。最高逆日歩額は、通常銘柄で、逆日歩日数が2日の場合には、
10円X2日=2000円です。あなたは、繋ぎ売りをしても、まだ、3000円の利益を掴み、株主優待ももらえて、
権利落ちの株価調整も免れます。

しかし、あなたの銘柄が、制限銘柄で、逆日歩日数が、土日を挟んでいるので4日だったとすると、最高
逆日歩額は、20円X4日=8000円となりますから、あなたの含み益は、なくなり、繋ぎ売りをすると、
3000円の損になります。

同じ状況にあっても、銘柄が通常の銘柄であるかないか、逆日歩日数が何日かによって変わってきます。

このポイントが最も重要です。繋ぎ売りをするかどうかの判断の分かれ道になります。

権利落ちの株価下落リスクと逆日歩のリスク、どちらも、短期投資で権利を取る際の永遠のテーマでしょう。
短期投資家にとっての悩みの種です。繋ぎ売りの手法を使って少しでも悩みが少なくなれば、と思います。

もちろん、長期投資で、持ち続けることによって資産形成をしていく方針の方には、必要のないことですが、
時には、繋ぎ売りの手法が必要な場合があるかもしれません。知っておいて損はないと思います。


   

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