株主優待生活のすすめ
少額投資でも、企業から贈り物が届く、株主優待株から株式投資をはじめる方法をご紹介します。

塩漬け株の活用法
 

株主優待株は、基本的に長期保有をするものなので、株価に関係なく、塩漬けになっているものが多い
のではないでしょうか?

ここでは、現物で長期に渡って保有している塩漬け株の有効利用法を、検討してみたいと思います。

★ マネックス証券の貸株サービスで金利をゲットする ★

マネックス証券には、貸株サービスという制度があります。

その仕組みは、次のようなものです。

『株式の世界には、お客様が日ごろご利用されている取引所の他にも市場があります。短期金融市場である
「貸株市場」もその一つです。「貸株サービス」とは、この「貸株市場」を利用して当社がお客様にご提供する
サービスです。


「貸株市場」はいわゆる機関投資家が参加し、株券を貸したり、借りたりする市場です。
「貸株市場」には、株券を貸出したい機関投資家(主に生保や信託銀行)と株券を借入れたい機関投資家
(主に外資系証券会社やヘッジファンド)が参加をし、 株券を貸した側が借りた側から金利を受け取るという
取引が行われています。』 (マネックス証券HPより)

まぁ、簡単に言えば、「塩漬け株をマネックス証券に貸し出して、貸し株金利を受け取る」というものです。

当初は、0.5%の金利がありましたが、だんだん下がってきて、最近は、0.3%まで下がってきています。
貸株市場の動向によって金利は決められるようで、借りたい機関投資家が多いと、金利が上がるという
ことのようです。

自分の株を貸し出しているので、名義が変わっています。そこで困るのが株主優待がもらえるのか?と
いうことですが、株主優待自動取得サービス」を一括申込すると、その心配もなくなります。

マネックス証券は、情報量が豊富だったり、機能が充実したりしていますので、ネット証券の中では、売買
手数料が高めです。しかし、塩漬け株は、基本的に売買しない株ですので、手数料も気にならないのでは
ないかと思います。

配当の他に、大手銀行の定期預金をしている程度の金利がもらえるこの制度は、たくさんの塩漬け株を
保有している方には、オススメです。


マネックス証券の貸株サービスを使うと長期保有株の有効活用になります。

★ カブドットコム証券が貸し株サービスを開始 ★

2008年2月18日より、カブドットコム証券が、貸し株サービスを開始しました。

システムは、マネックス証券のものと同じですが、当初は、金利の設定が少々良いようです。

どちらの貸し株サービスも、「株主優待自動取得サービス」がついていますので、貸し株をしていても、株主
優待は、もらえますので安心です。


カブドットコム証券のおすすめポイントは、一般信用の売り建てが出来る銘柄が多いことです。

 

★ 信用取引を利用して資金を有効に使う方法 ★

長期保有塩漬け株は、言ってみれば、「権利確定の時だけあればいい!」ということなんです。

株価は、上がっても、下がっても買った時と同じですから、配当金が変わらなければ、配当利回りは、
変わりません。しかも、長期保有していると増配によって配当利回りが良くなっているものも多いものです。

「買った時の株価のまま、権利確定前後だけ保有して配当と株主優待がもらえればいいな!」と思われる方も
多いのではないか?と思います。

そこで、「信用取引を利用して資金を有効に使う方法」が出てきます。

1.買いたい株があるが、資金がない!という時のピンチヒッター

「この株がお買い得だし、権利もすぐ取れるのに、資金がなくて買えない!」という方へのピンチヒッターです。

例えば、「12月銘柄の船井総合研究所(9767)が買いたいが、資金が足りない、しかも、船井総研は年1回
優待株なので、長く持つ気はない」という時です。

船井総研を買って、配当と株主優待を取るには、約8万円の資金が、必要です。

そこで、例えば、3・9月株主優待株の田谷(4679)を一時的に売って資金をゲットしようというものです。

12月の権利確定前に、田谷の株を、現物売りと信用買いを寄り付きで同時売買します。同時売買して
いますので、売りと買いの値段が同じになります。

田谷を売った資金で、船井総研の株を買い、権利確定まで、保有して配当と優待の権利を取ったり、繋ぎ売り
をして、権利落ちのリスクを回避しながら、優待の権利だけを取ることができます。

その後、船井総研の株を現物売りして、資金を作り、田谷信用買いを現引きして、元の状態に戻すという
やり方です。現物売りと信用買いを同時売買していますので、田谷の買値は、最初のままです。

ここで、考えなければいけないのが、この方法を取ることに掛かるコストです。

  1.現物売りと信用買いをしますので、2回分の取引手数料が掛かります。

  2.田谷を信用買いしている間の、金利と建玉管理手数料が掛かります。

そこで、信用取引の手数料の安い証券会社を選ぶ必要があります。金利については、期間が短ければ
そんなに掛かりませんので、ここでは、割愛します。

下記の表では、1日20万円以下としていますが、40万円くらいでないと反対売買が出来ないことがありますが、
これらの証券会社の手数料は、業界最低水準だと思います。

1日20万円以下で同時売買に掛かる手数料が安い証券会社   

丸三証券 

岩井証券 

クリック証券 

手数料無料 

168円 

105円+150円=255円 

 

 


少しの手数料を払って、必要な時に、塩漬け株主優待株を使って、資金を調達する方法です。

尚、長期保有優遇株主優待株の場合には、一時的に株を売りますので、長期保有が途切れますので
ご注意ください。(「長期保有優遇株主優待株」参照)

2.塩漬け逆日歩銘柄の活用法 

例えば、2・8月株主優待株と、5・11月株主優待株を入れ替えながら、1つの資金で、年4回の株主優待と
配当をゲットする方法を考えてみましょう。

具体的な例の方が、わかりやすいので、2・8月銘柄を、エコス(7520)、5・11月銘柄をキャンドゥ(2698)と
します。

2つとも、9万円程度の資金で買える株主優待株です。そして、キャンドゥには、1年を通じて逆日歩が発生
していることが多い銘柄です。

そこで、1つの資金を2つの銘柄でシェアして、おいしい株主優待を年4回もゲットする方法です。

2・8月の権利確定時には、エコスを現物で持ち、5・11月の権利確定時には、キャンドゥを現物で持つように
して、ほとんどの時期は、エコスの現物、キャンドゥの信用買いの状態にして、キャンドゥで逆日歩をもらい
買値を変えずに1年を通じて4回の株主優待と配当の権利を取る方法です。

例 : 5月権利確定前  エコス現物売り・信用買いの同時売買
                キャンドゥ現引き
    5月権利確定後  キャンドゥ現物売り・信用買いの同時売買
                エコス現引き
    11月権利確定前 エコス現物売り・信用買いの同時売買
                キャンドゥ現引き
    11月権利確定後 キャンドゥ現物売り・信用買いの同時売買
                エコス現引き
 
これを繰り返すと、現在の状況では、キャンドゥで得られる逆日歩で、ほぼコストゼロで、年4回の株主優待
ゲットが、株価変動リスクなしで出来ることになります。

注意事項は、信用買いの決済期限は、6ヶ月ですから、年2回優待株を選ぶと効率よく運用できます

1日20万円以下で同時売買に掛かる手数料が安い証券会社   

丸三証券 

岩井証券 

クリック証券 

手数料無料 

168円 

105円+150円=255円 

 

 


★ 松井証券の「預株」制度を利用して逆日歩をゲットする ★

逆日歩銘柄を松井証券の「預株」として預けて、逆日歩をゲットする方法です。これも、塩漬け株主優待株の
有効活用として使えます。

詳しくは、「預株で預株料をゲットする方法」で説明していますので、そちらを参照してください。

私も、何銘柄か預株として預けていますが、逆日歩が出ている時に常に預株料がもらえるわけではないので
期待はずれのところはありました。

それでも、少しながら預株料がいただけています。トータルで見ると、普通預金にしているよりはいい程度
ですが、「ないよりはまし」ですね。

尚、預株は一般口座に預けなければならないので、ご事情のある方は、ご注意ください。


松井証券の「預株」制度は塩漬け逆日歩銘柄の有効利用法です。

★ 少額投資でコツコツ株主優待株を集める人向けの証券会社 ★    

丸三証券
1日20万円以内であれば手数料が無料なので、少額取引にはもってこいの証券会社。
松井証券
1日10万円以内であれば、手数料無料。例外銘柄が少ないので、超少額の優待株もゲット 
イートレード証券
1日10万円以内は、手数料無料。S株と呼ばれる端株も買えます。
岩井証券
1日10万円以内は84円、20万円以内は168円、30万円以内は252円と、手数料が安い。 









丸三証券では、1日20万円以下は手数料無料です。少額投資にはもってこいの証券会社です。

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