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共箱の紐の結び方

焼き物を買うと、共箱に入っているものが、多いものです。共箱は、陶印と共に、本物であるかどうかを、判断するのに、大変重要なものですが、私のような、不器用者にとっては、紐を解いて、焼き物を取り出すのは、いいのですが、元の状態へ戻せない・・・・(笑)

そこで、自らのおさらいを含めて、共箱の紐の結び方を、まとめておきました。

共箱・紐の結び方
共箱の紐は、左図のように共箱に対して下でクロス(青線部)して一本の長い紐になっています。

(1)の環になっている紐の部分を左肩にあわせます。

(2)、(3)の紐は伸ばしておきます。

(1)の環状の紐の角を箱上部の中央へもってきます。

箱の左肩にかけるような感じです。

この時、(2)および(3)の紐の長さを均一にすると結び目がきれいに整います。

次に(2)の紐を(1)の環状紐の角に上から通し、右方向へ伸ばします。

掛けた紐の角が箱の中央にくるように調整します。

(3)のひもを(2)の紐と全く正反対の方向へ伸ばします。

(1)と(2)の紐がクロスしている角の上からかけて、(1)の紐の下をくぐるように通し、(2)の紐と対称になるように伸ばします。

(2)と(3)の紐をお互いぐいっと引っ張り、それぞれの紐がクロスしている位置が、箱の中央に合うように調整します。

あとは、蝶結びの要領です。(2)と(3)の紐で蝶結びをします。

(3)の紐を半分に折り曲げ、(2)の紐の方向へ斜めに持っていきます。

(2)の紐を、折り曲げた(3)の紐の上からまわします。

紐の通し方は、必ず『上から』が基本です。

上からまわした(2)のひもを(3)と同じように半分に折り込んで、蝶結びをするように逆側に通します。
蝶結びが出来たら(2)(3)の紐の環部をそれぞれ引っ張り、結び目をしっかり固定させ、紐が一文字になるように整えます。

これでできあがりです。

きれいに結べましたか?

何度か練習すれば自然にきれいに結べるようになります・・・。


それでも、不器用な私は、うまく結べていません。(涙)
                                                (記 : 2009年9月20日)

追記 1:

アニメーション的に、共箱の紐の結び方が解説してあるものを見つけました。ご参考まで。


                                               (追記 : 2010年9月5日)

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