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シンガポールで買った不思議な花瓶

シンガポールの蚤の市で買った、清朝乾隆年製五彩花瓶です。



実家の新築祝いに、贈ったものですが、実家に写真を撮りに行ったら、なんと、敷板と接着剤で、くっつけてありました。(泣)

「地震で、倒れるといけないから・・・」ということでしたが、「オーマイ、ゴッド!」、骨董の価値がわからない人に贈ると、こんなことも起こるんですね。(笑)

と言うわけで、高台の中の写真を撮ることが、出来なくなっていました。(泣)

この花瓶の高台内には、「大清乾隆年製」の銘印がありました。(写真を撮ることができませんが・・・・)

五彩の色も良く出ていますし、実は、高台の一部に欠けがあって、直しがありました。(これも、お見せできま
せんが・・・・・)

値段も、そこそこしていましたし、繕いをするくらいだから、本物では?と思って買ったわけです。(笑)

しかも、この花瓶、おもしろい仕掛けがあり、下の方の丸い部分が、回転するように出来ています。理由は、良く分かりませんが、下の丸い部分の中には、本体の胴の部分があるわけです。下の方の丸い部分は、回転させることにより、360度の景色が見れるというわけです。



買った時には、かなり、汚れていて、一生懸命、きれいにしましたが、本体の中は、まだ結構汚くて、時代 を感じさせます。(ただ、古いだけかもしれませんが・・・・)

この花瓶は、蚤の市で、初めて買った骨董品ですが、その時に、店主が薦めていた天目茶碗が、後から考えると相当いいものだったような気がします。まぁ、「逃げた魚」ですから、大きく見えるでしょうが、最近は、蚤の市が少なくなってきているようで、寂しいですね。

その代わりに、ネットオークションが発達して、買い易くなっています。

風情がなくなっていると言えますが、時代の流れですね。
                                              (記 ; 2009年10月17日)

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