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ミャンマー製のマザーオブパールで作られた小匙(こさじ)です。 大きさは、長さ:5.5cm、幅:2cmほどで、シンガポールのミャンマー製品専門店で買いました。かわいらしい、魚がデザインされています。 実は、書道具の水盂(すいう)に使う、小さな小匙を探していたら、偶然にも、シンガポールで、ミャンマー製品を取り扱っているお店があり、先日買った、ミャンマー漆器がどれくらいの値段がするのか、立ち寄って、発見したというわけです。 マザーオブパールは、その名の通り、「真珠の母貝」、つまり真珠を作る際にその母となる貝です。古来から親しまれ愛されてきた石で、装飾品や薬として様々な形で利用されてきました。 原産地は、オーストラリア、インドネシア、ミャンマーなどで、和名では、白蝶貝(しろちょうがい)と呼ばれています。 白蝶貝 先日、ミャンマーを訪れた時には、マザーオブパールが特産品であることを知らず、全く、気が付かなかったので、次回の機会には、少し気を付けて探してみたいと思っています。 水盂は、硯で墨を摺る際に、水を硯に注ぐための、道具で、下のように、水入れと匙がセットになっています。 先日、下のような筆洗いとも、水盂とも使えるようなものを求めましたので、その匙用にどうかな?と思った次第です。 この寿山石で出来た水盂には、これくらいの光物がいいかな?と思い、購入しました。(「寿山石の筆洗い 」参照) 下手な書き物をする時に、試してみたいと思っています。 (記 : 2013年8月16日)
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