１．年会費を無料にするからにはカード会社への見返りが必要
カードには、保険とかコストが掛かっているのに、何故年会費無料でクレジットカードをくれるの
だろうと思ったことはありませんか？
私も家内からそのからくりを説明せよと言われたことがあります。
そうです。決してクレジット会社は、単純に年会費を無料にはしてくれないのです。クレジット会社
には、それぞれの思惑があるから、年会費を無料にしてくれるのです。
その思惑とは、次のように分けることができます。
１．長く付き合って、長く使ってもらうことで 、費用を回収するタイプ
２．学生 に年会費無料にして、将来社会人になった時に、回収するタイプ
３．リボルビング払い
カードを発行して、利子で回収するタイプ
４．買い物を助長して、売り上げ増
で回収するタイプ
大きく分けてこのようになります。
それぞれ、打算があって年会費を無料にしているわけですが、それらの特徴を利用して
クレジットカードと付き合うと、タダでお得なのは間違いありません。
これから、タイプごとにカードを上げてみます。
２．長い付き合いをして回収するタイプ
この発想は健全です。ビジネスの原点とも言えるでしょう。
それ故、大手銀行系に多いのが特徴です。
りそなカード
、UFJカード
、
がこれに当たります。
りそなカードはりそな銀行系、ＵＦＪカードは、旧ＵＦＪ銀行系です。
引き落とし銀行口座は、系列の銀行でなくても構いません。メインにするにふさわしいカードで
管理人の一番のおすすめクレジットカードです。
また、学生時代に、クレジットカードを作ってもらって、将来、社会人になってから、回収する
タイプも大手系に多いです。（学生対象無料カード）
三井住友カード、ＪＣＢカード、
さくらカード
、ＤＣカード等です。
３．返済方法をリボルビング払いにして回収するタイプ
リボルビング払いは、毎月同額を返済すればいいので、楽ですが、お金を借りているのと同じ
ですから、当然利子が発生します。
クレジット会社は、この利子収入で、クレジットカードに掛かるコストを回収しています。
このタイプのクレジットカードの特徴は、色々な特典を加えて魅力的にしていることです。
ポイント還元率が高かったり、海外旅行保険が付いていたりします。
これも有効に使えば問題ありませんが、一応システムは理解しておく必要があります。
代表的なカードは、 シティカード、 ＮＩＣＯＳカード、OMC
Jiyu!da!カード、
オリコカード、等です。
４．気軽にお買い物をしてもらって売り上げ増で回収するタイプ
この発想も健全でしょう。
お客さんは、そのお店やネットショップを利用しているのですから、そのお店で使いやすいカード
を提供するのは、売り上げ増に貢献すること間違いありません。
代表的なカードは、イオンカード、 《セゾン》フォービート
、ライフカード、楽天カード
、等です。
コンビニで使えるカードやマクドナルドで使えるカード等、発展型もあります。
いすれにしても、クレジットカード会社も営利企業ですから、色々な方法でコストを吸収している
のです。
